アウディーイウカ方面の戦いが激化、ロシア人は防衛ラインの突破を主張

アウディーイウカ方面の戦いが激化、ロシア人は防衛ラインの突破を主張
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-intensifies-in-audiiuka-area-russians-insist-on-breaking-through-the-defense-line/

『ロシア人は「アウディーイウカ方面の防衛ラインを突破してクラスノホリフカ郊外の高台を占領、ベルディチ郊外にも足場を築いた」と報告、ウクライナ軍もアウディーイウカ方面の戦闘激化を認めたが「全ての攻撃を撃退した」と主張、今のところ双方の主張を裏付ける視覚的証拠は登場していない。

参考:Россияне активизировали наступление на Авдеевском направлении, ВСУ отражают атаки ? Генштаб
ロシア人もウクライナ軍もアウディーイウカ方面の戦闘が激化しているという点で一致

ロシア人ミルブロガーが運営する「Рыбарь/RYBAR」は11日、アウディーイウカ方面について「ロシア軍が防衛ラインを突破してクラスノホリフカ南西にある高台を占領した。この地点はアウディーイウカを見下ろせる絶好のポジションで街の包囲を容易にするだろう。さらにロシア軍は線路を越えてベルディチ郊外に足場を築くことにも成功した」と報告。

出典:GoogleMap アウディーイウカ周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍参謀本部も「ロシア軍がアウディーイウカ方面の攻撃を大幅に強化した。敵は戦車や装甲車輌に支援された最大3個大隊を投入し、アウディーイウカ、トネネキー、ケラミック、ペルヴォマイスキー方向で攻撃を激化させ、過去24時間で108件の衝突が発生した。我が軍の守備隊は全ての攻撃を撃退してポジションを保持している」と発表したが、今のところ双方の主張を裏付ける視覚的証拠は登場していない。

因みにベルギーのデドンデ国防相は10日「我が国は2025年にF-16をウクライナに提供する」と発表したが、米議会はベルギーが要請した「アルゼンチンへのF-16売却」を承認しているため、ベルギーがウクライナにF-16を何機都合できるのかは本当に謎だ。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
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投稿者: 航空万能論GF管理人 ウクライナ戦況 コメント: 34 』

『 lang
2023年 10月 11日

返信 引用 

・短期的には上振れ、下振れするものの長期的には軍事力の差が反映される=今の獲得領土状況はロシア大幅プラス ウクライナ大幅マイナス もちろんウクライナに有利なイベント キーウ包囲解放やロシアのヘルソン市撤退イベントなども含めて今の戦況

・メディアでは悲惨極まりないダメなロシア軍が映し出されることが多いが、実は犠牲者や消費弾薬あたりの獲得領土はウクライナのほうが大幅にロシアを下回ってる可能性が高い
・ウクライナの民主主義やゼレンスキー氏やザルジニー氏を称えるような報道には疑問 なぜなら、領土獲得効率が悪い=ロシア兵より絶望的な戦いを兵士や指揮官は強いられてるということなので
・ロシア軍の攻撃ペースは衰えてるが、ウクライナ軍はさらに攻撃能力がなくなってるように見える
・支援額のことが話題になるが、正直今の状況だと支援を半分にしようが、倍にしようが結局領土獲得効率が悪い=投資効率も悪いので結果はほとんど変わらないと思われる
34

    なは
    2023年 10月 11日
    返信 引用 

そもそもロシアがウクライナ領土に侵攻している戦争なのだから、ロシアの支配領域がプラスでウクライナがマイナスなのは当然。
支配領域が大きく動いたのは2022年2~4月のロシア軍の攻勢とキエフ撤退、2022年秋のハルキウ反攻とヘルソン撤退だけであって、他は双方共に大規模な攻勢には成功していない。ロシアは開戦当初に一気にキエフ、ハリコフ?ルハンシク、ドネツク?ザポリージャ?ヘルソンに攻め込んで、そのうちキエフ、ハリコフ、ヘルソン方面から撤退しているという状況。後は2022年5~7月のリシチャンシク方面とか、2022年冬?2023年春のバフムトとか、逆に今夏のウクライナの攻勢とか、お互いに僅かに支配領域を広げた攻勢があるだけ。
「領土獲得効率」の話をしてもロシア側が有利ということにはならない。ロシアは開戦直後の奇襲以外戦果無し、ウクライナはキエフ撤退、ハリコフ攻勢、ヘルソン撤退以外戦果無しなのだから。
15 』

『 名無し
2023年 10月 12日

返信 引用 

獲得領土の話だけするのであれば、第一次世界大戦のドイツは終戦間際まで本国を占領されることはなく、連合軍より常に占領地は大きい立場でしたし、第二次世界大戦の我が国も、南方諸島を占領されるまでは獲得領土の広さではアメリカを上回り続けたことになります。
lang氏の主張は言い換えると、ミッドウェー海戦後の日本軍が「まだ我が国は開戦時の領土を大きく上回っている。アメリカより圧倒的に優位だ」と言い続けるようなもので、戦争を本質を捉えていない主張としか言いようがありません。
4 』

『 あ
2023年 10月 11日

返信 引用 

やはり思ったとおりイスラエル向けの多額支援資金が議会で上がり、複数のウクライナが欲しがってるアメリカ武器がイスラエルに運ばれてる報告もあります。
直近特殊部隊っぽい作戦や、ウクライナ側のフェイクニュースも減り間接的な支援サービスも顕著に減っています。
ウクライナの支援は直接・関節問わずもうこの辺で終わりでしょうね。
ここの住人の興味も減ってますし、あとは現地兵隊の士気が何時無くなるかですね。
24

    フラット
    2023年 10月 11日
    返信 引用 

イスラエルがアメリカに要請したのってアイアンドームの迎撃弾と滑空爆弾、機関銃の弾なので別にウクライナへの支援物資とは被って無くないですか?
機関銃の弾はウクライナも欲してそうですが正直そこまでといった感じでしょうし。
イスラエル向けの多額の支援金というのは米議会がイスラエル支援のための20億ドルの超党派法案を提出した事だと思いますが、正直今までのアメリカのウクライナへの支援金額(10兆9000億円)を考えると雀の涙とは言いませんが大した事ないような…まあ別にアメリカが支援せずともイスラエルはハマスを殲滅できるからでしょうが

共和党の影響でこれからのアメリカのウクライナへの支援が怪しくなってきたのは事実ですが、決めつけが早くないですかね
47
        名無し
        2023年 10月 11日
        返信 引用 

    >ウクライナが欲しがってるアメリカ武器がイスラエルに運ばれてる報告もあります
    >ウクライナ側のフェイクニュースも減り
    >ウクライナの支援は直接・関節問わずもうこの辺で終わり
    >ここの住人の興味も減ってますし

    この言葉、妙に誘導的というか恣意的なものを感じるなと思いましたが、やはり根拠薄弱でしたか。
    40 』

『 い
2023年 10月 12日

返信 引用 

つい最近クリミアで直近特殊部隊っぽい作戦が大規模に行われたばっかりです。
これは、あちらこちらで報道されています。
ウクライナ側のフェイクニュースというのは「あ」さんの主観で他の多くの人にとって「何のはなし ?」です。
フェイクニュースだと思いたい願望が起源で、フェイクニュースであるという証拠は無いと思われます。
ただ何を信じたいかの信仰の自由は誰にもあります。
1

7743
2023年 10月 12日

返信 引用 

そもそも長年アメリカの最重要の同盟国であり続け、軍事的にも密接な関係にあったイスラエルと、旧東側陣営でNATOにも加盟していないロシア製兵器が主体のウクライナでは、アメリカから供与される武器は全く別物でしょう。
ウクライナが欲しがっているのは事実ですが、それはイスラエルの存在に関係なく、気軽に非同盟国に供与されるものではないという大前提をすっ飛ばした主張は、根拠が軽薄ですね。
2 』

『 たむごん
2023年 10月 11日

返信 引用 

ロシアT-90戦車の損失が増加しており、これは新規生産が増加している事ではないかという記事を見かけました。
それと同時に、ウクライナの主力の戦車工場であるハルキウ州にあるマリシェフ工場がいまだに新型戦車を生産していない、戦車自体は支援国頼みである事が論評されています。

F16も、結局の所、どうなるのでしょうか…。
ウクライナの外交判断・軍事戦略に大きく影響しますから、(支援国、それぞれに国内事情がある事も理解できますが)不確実性を減らしてはっきりした方が、好ましいと感じています。
5

    gepard
    2023年 10月 11日
    返信 引用 

ロシア・ウクライナ双方の兵器生産についてはPatricia marins氏のXの投稿を深掘りするのが最も早く正確でマニアックな情報が揃うと思います。英語ですが自動翻訳で十分読めます。
彼女は私の知る限り、ロシアの戦車生産について開戦当初のマイクロチップ不足によるボトルネックを最初に報告した専門家です。

リンク
彼女によるとロシアの兵器生産は年産戦車800両、装甲車両2,000両を推定しているとのことです。
メドベージェフが今年二月に発表した戦車年産1500両には及びませんが、それでもウクライナへの供与数を圧倒していることを彼女は指摘しました。
16
        たむごん
        2023年 10月 11日
        返信 引用 

    情報ありがとうございます、勉強になります。
    リンク先、全文拝見しました。

    現在の戦車は、徘徊型ドローン、ドローン偵察からの各種攻撃に撃破されやすい傾向にあります(前線配備のメリカバですら撃破されていましたから)。
    結局の所、数は正義の部分はあると自分は考えており、彼女の指摘はごもっともですね。

    ロシアの装備枯渇に期待する風潮は、非常にリスクが高いですね。
    7 』

『 拓也さん
2023年 10月 11日

返信 引用 

実際、T-90Mは開戦前に見積もられていた数よりも大幅に多くの視覚的目撃、撃破が確認されており生産が軌道に乗っている可能性は高そうです。 これは全車輌が撃破されたと噂されたT-80BVMもそうですね。T-80BVMに関しては光学系が少し劣るmod2023(この車輌にはvolnorez対ドローン電子妨害システムや強化されたコープケージが装着され戦場への適合ぶりを伺わせる)などがロシア国防省系のテレビ局Zvezdaから紹介されているので戦車枯渇の可能性は当分なさそうです。
14

    たむごん
    2023年 10月 11日
    返信 引用 

細やかな情報・分析、ありがとうございます。
ロシア製戦車、光学系が劣っていたとしても(西側製からの切替でしょうか)、対ドローン装備が強化されているのであれば、戦車の総合的な戦闘力はアップしてそうですね。

ロシアは、化け物じみた国力と言いますか、底力を感じます。
ウクライナ軍の敢闘は、誰しも認めていると思いますが、装備の調達は気になりますね。
9 』

『 Minerva
2023年 10月 11日

返信 引用 

T-90Mの中にはT-90やT-90Aから改修された個体もあり、全部が新規生産ではない点に注意が必要
T-90Mの情報はかなり少なく、記事の筆者がこのことを知らない可能性もある
11

    たむごん
    2023年 10月 11日
    返信 引用 

情報ありがとうございます。

ロシア製の戦車は派生が多いうえに、戦争中は追加装備もあるでしょうから、識別するのが難しい面はありますね。
1
    名無しさん
    2023年 10月 12日
    返信 引用 

ロシアの戦車生産に関しては半導体不足がボトルネックと言われていますが、結局、半導体や光学機器が不足したまま車体だけ改修して前線に送り込んでる可能性もありますね。
戦車数自体は増えてるのに、戦果より被害の方が目立つのは、当初想定していた戦闘力が発揮されていないと言えます。ロシアの運用がよほど不味いのでなければ、そもそも前線に配備されている戦車がスペック不足だと言え、今後も対戦車戦において劣勢であり続けるのは変わりないかなと思います。
1 』

『 ななし
2023年 10月 11日

返信 引用 

アウディーイウカ方面の画像がちらほら出てき始めましたが、ロシア軍は相当な数の戦車装甲車をこの方面に持ち込んで攻勢をかけており、成否は不透明ですが少なくとも数個大隊規模の損失を出したみたいですね。
ウクライナ軍の戦果カウントだと一日で戦車34両APC90両となっていますが、その大半がこの方面だとか。
現時点で映像が流れている分だけでも20両は軽く超える撃破車両やスタックした車列がカウントできるので、数割程度は盛られてるかもですが大筋においては正しそうです。
9

    panda
    2023年 10月 11日
    返信 引用 

車輛が複数撃破されている位置は従来からグレーゾーンとして扱われていた地域ですね
本当に前進できているかは正直ちょっと怪しいです
4
    名無し
    2023年 10月 11日
    返信 引用 

トクマク方面からウクライナ軍を引き剥がす目的らしいけど
もっとやりようがあるというか、
こんな損害度外視の攻勢かけて大丈夫なのかね。
車両は作れても乗員がそのうち尽きるんじゃないの。』