イスラエル軍、レバノン南部を攻撃 ヒズボラの3人死亡
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR092YD0Z01C23A0000000/
『【イスタンブール=木寺もも子】イスラエル軍は9日、隣国レバノン南部をヘリコプターで攻撃していると発表した。レバノンの親イラン武装勢力ヒズボラは8日からイスラエルを攻撃しており、報復とみられる。イスラム組織ハマスと戦うイスラエル南部や中部に加え、北方でも緊張が高まっている。
ロイター通信によると、ヒズボラは声明で構成員3人が死亡したと明らかにした。監視所が攻撃を受けたもようだ。
ヒズボラはハマスに…
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『ヒズボラはハマスによる大規模攻撃後、パレスチナ人に「連帯する」としてイスラエル北部を砲撃した。イスラエル軍によると9日も砲撃のほか、レバノン国境から戦闘員の侵入があり、射殺したとしている。ただ、ヒズボラはイスラエルへの侵入作戦への関与は否定している。
ヒズボラはレバノン南部を拠点にするイスラム教シーア派組織で、イスラエルと敵対する。2006年には両者の間で大規模な紛争が起き、その後も小規模な砲撃の応酬などが散発する。米欧がテロ組織として指定する一方、レバノンでは国政に参与する主要政治勢力の一つでもある。
ヒズボラとの衝突が本格化すれば、イスラエルは南北に戦線を拡大することになる。イスラエル外務省の報道担当者は9日のオンライン会見で「レバノン南部ではヒズボラの了承なしには何もできない」と述べ、戦闘員の侵入について関与を示唆。ヒズボラに対し「我々の能力を試さない方がよい」とくぎを刺した。
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