バイデン政権、ウクライナ支援のため国防総省の資金活用を検討か

バイデン政権、ウクライナ支援のため国防総省の資金活用を検討か
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『バイデン大統領はウクライナ支援の継続について「必要な資金は別の方法でも調達できる」と述べたが、この件に詳しい関係者は「選択肢の1つに対外軍事融資プログラムの利用がある」と述べており、国防総省予算の転用を議会に要請する可能性もあるらしい。

参考:Biden team weighs using State Department grants to fund weapons for Ukraine

どちらにしてもバイデン政権が検討している「別の方法」は一時しのぎに過ぎない

米下院はマッカーシー議長を解任してしまったため法案の採決が出来なくなり、CNNは「ウクライナに装備や弾薬を送るための資金は2ヶ月分しか残っていない」と、戦略国際問題研究所も「支援資金案の可決が遅れればウクライナは危機的状況に陥る」と警告したが、バイデン大統領は「ウクライナ支援資金を調達する別の方法もある」と述べた。

出典:Сухопутні війська ЗС Україн

バイデン大統領は詳細を明かさなかったものの、この件に詳しい関係者は「選択肢の1つに対外軍事融資(FMF)プログラムの利用がある」と述べており、FMFは対象国による米国製兵器の購入を支援する国防総省のプログラムで、対外有償軍事援助(FMS)や直接商業売却(DCS)を通じた取引に資金を供給している。

議会は「ウクライナとウクライナ侵攻によって影響を受けた国々」を支援するため46億ドルをFMFに割り当てており、21日時点で「6.5億ドル」の資金が残っているらしいが、これだけではウクライナ支援の継続は難しいため、バイデン政権は「国防総省予算のウクライナ支援転用」を議会に要請する可能性もあるらしい。

出典:PRESIDENT OF UKRAINE

国防総省予算のどの部分を転用するつもりかは不明だが、自国の安全保障に影響をあたえる可能性が高いため議会が承認するとは思えず、どちらにしてもバイデン政権が検討している「別の方法」は一時しのぎに過ぎないため、ウクライナ支援の継続は議会による追加資金承認に掛かっている。

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※アイキャッチ画像の出典:The White House
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投稿者: 航空万能論GF管理人 米国関連 コメント: 2  』