ウクライナ軍、南部ザポロジエ州で前進継続
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0464I0U3A001C2000000/
『ウクライナ軍で南部作戦を指揮するタルナフスキー司令官は4日、ザポロジエ州西部のタブリア方面で前進したと報告した。同州の要衝トクマクに向けて反転攻勢を続け、ロシア軍と激しい戦闘が続いている。
タルナフスキー司令官は通信アプリ「テレグラム」において、3日にタブリア近郊でロシア軍を撃退したと投稿。ロシア側に兵士261人、戦車1台を失う損害を与えたと主張した。
米シンクタンク、戦争研究所は3日の戦況分析…
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『米シンクタンク、戦争研究所は3日の戦況分析で、ザポロジエ州におけるロシア軍の継戦能力が低下している可能性に言及した。同州オレホフ方面では空挺(くうてい)部隊の戦力が不足し、ウクライナ軍に反撃できていないと分析した。ウクライナ軍は9月末、ロシア海軍の第810歩兵旅団を撃退し、撤退に追い込んだと報告した。
一部のロシアの軍事ブロガーによると、ロシア軍の現地指揮官はウクライナ軍に反撃して兵士を失うか、後方の陣地に退いて自らのキャリアを危険にさらすかの選択を迫られているという。
ザポロジエ州の主要都市メリトポリの市長は4日、トクマクでロシア軍の将校らが家族の退避を始めるなど「混乱が生じている」とテレグラムに投稿した。行政機関や商店などが4日に休業すると発表されたとしている。
ウクライナはロシアが一方的に併合した南部クリミア半島のロシア軍部隊の補給線を断つため、トクマクの制圧を当面の目標に掲げている。トクマクを奪還すれば、メリトポリが大砲の射程圏に入る。
ゼレンスキー大統領は3日、東部ハリコフ州クピャンスクからドネツク州リマンにかけての前線を訪問したとテレグラムで明らかにした。クピャンスクではロシア軍との激しい攻防が続いており、大統領は部隊司令官から状況について報告を受けたという。』