韓国の会社員、44％が賃金未払いの被害に遭遇……なお、今年に入ってから賃金未払いが30％の急増も: 楽韓Web
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『会社員の４４％が賃金未払いの被害経験　韓国世論調査（聯合ニュース）

韓国の市民団体「職場カプチル（パワハラ）１１９」などが世論調査会社に依頼し、１～６日に会社員１０００人を対象に実施した調査結果によると、回答者の４３．７％が賃金未払いの被害を経験したと答えた。

　未払い賃金の種類は基本給が３０．２％と最多で、退職金（２８．１％）、残業・休日勤務手当（２７．８％）などだった。 　賃金未払いの被害を経験した会社員の５９．５％は会社に支払いを要請した。退社したりして対応を諦めたとの回答は４１．４％に上った。雇用労働部など関係機関に通報したとの回答は２４．３％にとどまった。諦めた理由は「対応しても未払い賃金を受け取れそうになかったから」が４３．５％だった。

　賃金未払いの改善策としては「反意思不罰罪の廃止」（２６．７％）が最も多く挙げられた。当事者と合意しても事業主が処罰されるようすべきだとの意見が寄せられた。
（引用ここまで）

　韓国の会社員を対象にした世論調査で44％が賃金未払いの被害を受けたことがある、との結果。

　……いや、まあ数字的には納得できるものではあるのですけどね。
　なんというか、メディア側も淡々と世論調査の結果を出してて草。
　普通のことなんだろうなぁ。

　ここで注目したいのは、これが「会社員を対象にした世論調査」であるという部分。
　つまり、正規・非正規を問わずに企業に属している（属していた）人への世論調査でこの結果だというわけです。
　バイトとかパートだったらどうなるのか恐ろしい数字が出そうですね。

　ちなみにこのあたりの調査も一応されていまして。
　2018年基準では日本と韓国の差が件数、金額とも10倍。
　あ、韓国のほうが10倍多い、です。

韓国経済：増えるばかりの未払い賃金に労働者が血涙……日本の10倍？ いや、実際には……（楽韓Webか子エントリ）

　つまり人口比、経済水準で考えると25倍以上の差になるっていうね。

　統計によっては単純比で14倍くらいになるという数字もあります。これだと35倍以上になりますね。

　なので「会社員」への世論調査で賃金未払い被害が44％になってもなんの不思議もないって感じられるわけですよ。

　今年になって賃金未払いが前年比で30％ほど増えているそうです。

韓国、賃金未払いが去年同期比30％も急増・・日本の10倍以上（シンシアリーのブログ）
　そりゃまあ、企業の景況感が67とか、大企業の新規採用が「ほぼ未定」になりますわ。
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