スペースX社が開発した、衛星投入用ロケットの「ファルコン」が絶好調。
https://st2019.site/?p=21508
『ストラテジーペイジの2023-9-26記事。
スペースX社が開発した、衛星投入用ロケットの「ファルコン」が絶好調。
なにしろ「リユーザブル」。同じロケットを繰り返し使える。この技術は未だ中共にはないのである。西側のライバル企業2社も、けっきょく開発は挫折した。スペースX、ひとりがちィ!
今年は、9月の前半時点で「ファルコン」は、63回、衛星投入に成功した。だいたい4日に1回、打ち上げているわけだ。
昨22年は、ファルコンは、1年通算で61回の打ち上げだった。今年のペースの上げ方が凄い。
ロケット第1段目の「ファルコン9」は、最大20回、繰り返し使用できる。
現状、多くのブースターが、じっさいに10回以上、繰り返し使用されつつあり。
1回使用して、再整備する、そのコストは50万ドル。
もし、使い捨てブースターだったら、1回の打ち上げに6200万ドルかかるが、リユーザブルにするなら、それが3000万ドルで済む。圧倒的な価格競争力と言えるだろう。
客の打ち上げ要求に迅速に応える商売としては、ファイアフライ社の「アルファ」ロケットがある。全重54トン、ペイロード1トンを高度200kmのLEOに、もしくは630kgの衛星を高度500kmのSSO(太陽同期の南北周回軌道)に投入できる。』