特別ではない事が特別になってしまった欧米
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/32487602.html
『今、日本マクドナルドのネットCM動画が、主に海外で大騒ぎになっています。「特別じゃない、しあわせな時間」と題名の付けられた動画は、いわゆる家族がマクドナルドのデリバリーを食卓で和やかに食べているだけの瞬間を切り取ったアニメーションなのですが、既に欧米では、こういう事を描写する事すら自由にできないくらいソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー(ネット自警団)の皆様が言論を監視し、自分達の気に食わない投稿(特に企業)は、リンチに晒される時代になってしまったという事です。
とても良くまとまっているYoutube動画があったので、紹介します。詳しくは動画を見て欲しいのですが、アメリカのマクドナルド公式の投稿記事を見ると、まるで左派活動家のSNSかと思われるほど、マイノリティーに関する話題で埋め尽くされています。そして、「黒人のトランスジェンダー」(どやぁ、マイノリティー最強属性やで。我を崇めよ)みたいな方達の動画ばかりです。いわゆる、核家族と言われる「男女の両親」と「子供」という家族構成を描くと、今の時代では批判の対象になるのですね。いわく、「多様性に配慮されていない」「伝統的な価値観の押し付け」などと言われるわけです。
具体的にどうすれば良いかと言えば、レズ・カップルかゲイ・カップル(つまり、同性愛婚)にして、子供は養子。で、話す内容は、「マイノリティーの権利を守ろう」みたいな説教くさい言葉を言わないと、それだけで批判されてしまうわけです。逆に言うと、「核家族が幸せなわけがない」みたいな価値観になってしまっているのですね。これ、大袈裟に言っているだろうと思うでしょうが、このブログでも過去に投稿しているJ.K・ローリング(ハリーポッターの著者)に対する、キチガイじみた暴言のリンチや脅迫などを見ると、実際、下手な事を言うと危害を加えられてもオカシクない雰囲気があります。
彼らは無条件に周りからリスペクトされて、尊敬される存在でなければならないという強制力が、「多様性の社会」らしいです。言論統制と思想統制の社会の間違いじゃないかと思うのですがねぇ。で、最近のディズニーの作品や、アメリカン・コミックスに無理矢理LGBTQを捩じ込んでくる背景にもなっています。まぁ、我々は良く中国の狂った法律をネタにしますが、大概、欧米もベクトルが違うだけで狂っています。
結果平等で比較するアメリカの民主党政権は、軍隊における白人と黒人の比率、男女の比率を「改善」する為、無理矢理に数合わせをしようとしています。つまり、成績が優秀でも、黒人枠や女性枠が設けられた結果、落第させられて、成績で劣る人間が採用される事になります。軍の装備にも影響が出てきていて、戦闘機の緊急脱出装置って、射出する時のGで、物凄く体に負担がかかるのですが、女性の骨格だと下手すると脱臼したりします。なので、女性に合わせて射出の衝撃を抑えるわけですが、そうすると射出スピードが足りなくて、脱出できる確率が下がるのですね。つまり、社会的平等とやらの為に、平均してパイロットの命を危険に晒すわけです。それを、正しいとするのが今のアメリカ軍です。
私は、そのうち、この動画で父親の膝の上に座って、女児が幸せそうに食事をしている、この絵面自体が性的虐待だとか言われる日も近いと思っています。素直に解釈すれば、「大好きなお父さんの膝の上がお気に入りな娘が、マックフライポテトを食べて、上機嫌でルンルンしている」図なのですが、これを、ある思想の方達が見ると、「彼女の顔は紅潮している。これは、性的な刺激を父親から受けている事を描写しているんだ。つまり、娘は父親から性的な虐待を受けている。こんな動画をCMに使う非常識な企業は、社会的な制裁を受けなくてはならない」となるわけですね。私が見つけていないだけで、言ってる輩は既にいるかも知れません。
こういう捻くれた解釈は、いたるところで行われていて、一時期話題になった「スパイ・ファミリー」というアニメでも、娘のアーニャが受験に成功して、父親に抱き抱えられる場面で、アーニャーの頬に紅潮が描写されていたので、「これは、若年者の性的興奮を描写している。ロリコン・アニメだ」と、まぁ、アホな主張した人間が、実際にいます。
こういう方達の特徴は、問題の無いところに、敢えて波風を起こそうとするので、主張がメチャクチャなんですよね。なので、はっきり言って、道理をわきまえた人間から見ると、「バカ」に見えます。自分が評価されるのが当たり前だと信じている、自意識過剰の頭の足りない人間ですね。素養がなく、上っ面の言葉で批判しようとするので、直ぐに論理が破綻します。そして、口汚い言葉で捨て台詞を吐いて終わりです。彼らに関わると「会話の通じない相手」というのが、どういう存在か、理解できるので、一度、社会勉強と思って荒れているSNSとか覗いてみるのも良いかと思います。
ただ、ブレーキのぶっ壊れた情熱だけはあるので、結構NGO団体として、役所から業務の一部を委託される体で、公金をもらって活動していたりします。つまり、彼らにとっては、飯の種でもあるのですね。なので、「差別される弱者」がいなくなると、収入が無くなるので、無ければ作るわけです。はっきり言ってしまうと「利権」ですね。はっきり言って、アメリカでマイノリティー関連の運動が活発なのも、「金になる」からです。面白いくらい真水の現金が、予算が計上されて流れてきます。そういう人物が「先進的な政治家」として、選挙で勝てるからです。政治家にとっては、そういう名目で予算を通した事が実績として評価されるので、実際、何をしているかは、どうでも良かったりします。
NGO団体の中には、実際に過去の人生体験として、不条理な目にあい、救済を志して活動している方もいらっしゃるので、十把一絡げに言うつもりはありません。しかし、アメリカの民主党が権利に熱心になるのは、単に意識が高いだけではなく、「それで、大金が動く。しかも、市民の支持を得て」という理由の方が大きいという事です。』