英国の空対艦ミサイル「ブリムストン」は、従来、タイフーン戦闘機もしくは…。

英国の空対艦ミサイル「ブリムストン」は、従来、タイフーン戦闘機もしくは…。
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『Boyko Nikolov 記者による2023-9-15記事「Besides Typhoon UK now has a second Brimstone missile air launcher」。

    英国の空対艦ミサイル「ブリムストン」は、従来、タイフーン戦闘機もしくは陸上ラーンチャーからしか発射することができなかった。陸上発射型はすでにウクライナに供与済みである。

 このたび英軍は、「ハイドラ400」という重量級の無人マルチコプターにこの空対艦ミサイルを抱えさせて、空中から機動的に発射させるという技法を編み出した。

 「ハイドラ400」は、タービンエンジン(ジェットエンジン)で発電しつつ電気モーターを回すハイブリッドのマルチコプター。そのタービンのみでも50kgのスラストを発生する。ローターを回せば、最大400kgの兵装まで浮揚させることができる。

 ※おそらく遠心圧縮方式の、つまりターボチャージャーのようなガスタービンだ。

 この機材は、歩兵が担げる重さではないので、「ハイラックス」のような商用ピックアップトラックの荷台に載せて運ぶ。

 開発には英国防省が多額の出資をしている。それだけ、将来有望だと目されている。

 ブリムストンのレンジは12kmから60kmである。高いところから発射して、高い空を巡航させれば、それだけ、レンジは伸びてくれる。低空を飛ばすと、てきめんにレンジは縮む。

 弾頭部にはミリ波レーダーも組み込まれている。よって、霧の中でも地上目標を識別できる。
 味方がレーザーデジグネーターで照射している、その散乱反射光源に向かってホーミングすることもできる。』