小学館の学習雑誌のふろくのような、厚紙(ボール紙)製の組み立てキットを…。
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『Megan Eckstein 記者による2023-9-13記事「Cardboard drone vendor retools software based on Ukraine war hacks」。
小学館の学習雑誌のふろくのような、厚紙(ボール紙)製の組み立てキットを、挺進特殊部隊員が敵中で組み立て、手投げで放てば、そこから100kmも飛翔して、3kgの爆薬を、飛行場に駐機中の敵機にぶつけてくれる、という「SYPAQ」無人特攻機。
メーカーのジェネラルマネジャー氏がDSEIの会場で語った。もともと、輸血パックを空輸する手段として考えたのだという。
2018年から、豪州陸軍のために開発を開始したのだ。
ところが新コロのせいで企画が全面ストップしてしまった。
その2年後。今次ウクライナ戦争が始まったので、またもや、事業が大復活。
豪州政府が、すぐ量産できる現物をウクライナ軍へ援助したいのだが、何かないのか、と探して、これに着目した。
すでに600機が宇軍へ供給されている。
宇軍はたちまち、それを実用的な戦術偵察機にも改造したという。胴体に穴をあけて「GoPro」を下向きにとりつける。その画像はメモリーさせるようにする。無線電送はさせない。そしてプログラム飛行によって10分後に地上撮影を開始させ、それから機体ごと回収。メモリーをPCにつなげば、30分前の敵情が知れる。発進から回収まで、リモコン信号もいっさい送受しないので、敵は電波妨害をかけようがない。近距離の往復飛行なら、INSだけを頼っても帰投点はそんなに狂わない。だからGPSスプーフィングも無駄である。
この用法では、事前の「ミッション・プランニング」を巧妙に計画する必要があるが、それを半自動ですぐに考えてくれるソフトウェアもある。
メーカーは3週間前に、ひとまわり大型の段ボール製くみたて無人機も発表した。こっちは6kgまで爆装できるという。
さらに、DJI商用機の同格性能の国産クォッドコプターも、発表した。豪州政府はDJI製品を使えないので、その需要を満たす。
SYPAQ社は、英国のタングルウッド・グループを相棒にして、欧州と中東にこれらの製品を売りまくるつもりである。』