リビア洪水、死者5300人超 衛星写真に見る被害
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB132XL0T10C23A9000000/

『リビアの洪水被害が拡大している。米衛星運用会社の衛星写真からは、決壊したダムから流れ込んだ濁流が東部デルナの市街地を覆っている様子が確認できる。国営リビア通信(LANA)は12日、被害の大きかったデルナの死者が5300人を超えたと報じた。
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ギリシャなどに被害をもたらした嵐が地中海を南下し、リビア東部一帯が豪雨に襲われた。報道によると大雨でダムが決壊し、洪水がデルナを直撃した。
米衛星運用会社プラネット・ラブズが洪水の前後にデルナを撮影した衛星画像を比べると、洪水後の12日は濁流が市街地に流れ込み、全体が泥水の色に染まっている。
大洪水発生前(2日)のデルナ市街 © Planet Labs
大洪水発生後(12日)のデルナ市街 © Planet Labs
デルナの副市長は、中東の衛星放送局アルジャズィーラに「少なくとも都市の20%が破壊された」と語った。国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の当局者によると、洪水の発生後、約1万人が行方不明になっているという。 』