モロッコの地震で死者2000人以上

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:モロッコの地震で死者2000人以上
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『モロッコで2023年9月8日に発生したマグニチュード(M)6.8の地震Morocco earthquakeで、同国内務省は9日、これまでに2012人が死亡、2059人が負傷したと発表した。うち、1404人が重体だという。 死者は、震源地のアルホウズ(Al-Haouz)で1293人、同じく大きな被害が出たタルーダント(Taroudant)で452人確認された。記録映像 

202309100075_box_img5_A 現場ではより多くの当局者を動員し、救助および負傷者の避難が続けられている。米地質調査所(USGS)によると、地震は8日午後11時11分(日本時間9日午前7時11分)に発生。震源地は観光地マラケシュの南西72キロの地点だった。  被害規模は同国で過去数十年に起きた地震で最悪となっており、当局は3日間の服喪期間を宣言した。参照記事 英文記事と映像 英文記事 

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モロッコを震源とするマグニチュード6.8、深さ約19kmと推定される地震のメカニズムは、南北方向に圧力軸を持つ逆断層型で、やや横ずれ成分を含むと解析されています。

内陸の浅い所で起きた大きな地震で、震央周辺では改正メルカリ震度階級でVIIIの揺れがあったとみられます。厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度6弱程度に相当する揺れです。参照記事 

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モロッコの強い地震はユーラシアプレートとアフリカプレートの境界に当たる北部が大部分を占め、今回の地震はアトラス山脈Atlas Mountainに分布する断層帯で発生したと考えられます。

アメリカ地質調査所のデータでは、1900年以降、今回の震源周辺でマグニチュード6を超えるような地震は起きていません。同国で1960年に今回よりも海沿いで発生したマグニチュード5.9の地震は「アガディール地震」と呼ばれ、甚大な被害を出しています。参照記事 図参照記事  』