ウォルター・アイザックソンが『イーロン・マスク』という公式伝記を書いた。
https://st2019.site/?p=21450
※ こっちの「分析」の方が、「説得力」があるな…。
※ 単に、「怯んだ」だけのハズが、無かったな…。
『Sean Lyngaas 記者による2023-9-7記事「CNN Exclusive: ‘How am I in this war?’: New Musk biography offers fresh details about the billionaire’s Ukraine dilemma」。
ウォルター・アイザックソンが『イーロン・マスク』という公式伝記を書いた。9月12日に発売予定だ。
その中に、昨年、クリミア半島近海でウクライナ軍が使っていたスターリンクがとつぜん使用不能になったのは、マスクが出した指示によるものだったと明かされている。
このとき宇軍の複数の爆装された潜水型無人艇がロシア艦隊の泊地に迫っていたのだったが、リモコン電波が衛星中継されなくなったために逸走し、岸に打ち上げられたという。
それに先立って、マスクはロシア高官との会話の中で、「核兵器で反撃する」と脅されたので、衛星サービスを停止したのだという。
※ロシア発の工作がそんな「お上品」なものであったわけがない。FSBは、マスクのプライベートな部分を狙い撃ちにしてコバートな脅迫とイヤガラセを豪雨のように集中したのだろう。ちょうどプリゴジンに北上を諦めさせたときと同じように。何の覚悟も無いマスク氏はそれでパニックに陥り、倉皇として衛星サービスを一方的に遮断したのだが、「わたしはビビりです」と正直に明かしては体裁が悪すぎるので、「パールハーバー」だの「核反撃」だの、「もともと軍事用ではない」だのの奇麗事を並べて話を整えているのではないかと疑う。
※この話から日本政府が学ぶべき戦訓。スターリンクに限らず、私人の所有する民間企業が提供する通信サービス等に、自衛隊が依存するのは、とても危険だ。
理想的には防衛省専用のLEO通信衛星群が確保されていることが望ましいにちがいないが、役所絡みのシステム開発はとにかくスピード感がなさすぎて、台湾有事に間に合うわけがないから、民間企業が外国企業と組んで、シーズ先行でデジタル信号リレー専用の無人機を完成してしまうのが正しいだろう。
官から仕様と開発予算を引き出す旧来の流儀では、これまた十日の菊になることは必定。
成功させるポイントは、常識では数百億円かかる開発を、数百万円でなんとかやってしまうことだ。
企業の社内負担でなんとかできてしまうレベルにまで仕様をどこまでも落とすという発想が必要なのだ。その低い仕様でも何とかなる通信や攻撃方法も、後から必ず考えられるのである。無人機は、洋上の船舶から発着させる運用とすれば、FAAの型式認証(日本国内でもこれがないと飛ばせない)は、まったく必要がない。だから「拡大しらね型」あるいは「無人機母艦」なんですよ。
※マスクは「07/09/2023」の「23:41」に「エックス」にこう書き込んでいる。
《両陣営とも休戦に合意するべきだ。毎日毎日、さらなるウクライナ人とロシア人が、ちっぽけな土地を取り合って死んでいる。境界の線はほとんど変わらない。こんなの命を賭ける価値は無い》。そして暫く後にツイートを削除した。
なにか上位のイデアを奉戴することなしに、ただ単に己れのきまぐれを商品にして売り歩いているだけなのは、マスク氏とトランプ氏の共通点。そこから、両名ともに、どうしようもない卑小感が漂い出てしまう。』