中国、8月輸出8.8%減 主要国向け不振で4カ月連続減少
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0488B0U3A900C2000000/
※ 「言説(≒プロパガンダ)」は、「現実」の前に、敗北する…。

『【北京=川手伊織】中国税関総署が7日発表した2023年8月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同月比8.8%減の2848億ドル(約42兆円)だった。減少率は7月(14.5%)より縮まったが、4カ月連続で前年同月を下回った。米国をはじめ主要国・地域への出荷がいずれも振るわなかったもようだ。
輸入は7.3%減の2165億ドルだっ…
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『輸入は7.3%減の2165億ドルだった。6カ月連続で前年同月を下回った。輸出の落ち込みが輸入のそれより大きかったため、輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は13.2%減少した。
輸出の早期回復は見込みにくい。国家統計局がまとめた8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)のうち、3〜6カ月先の輸出動向を映すとされる海外からの新規受注は5カ月連続で節目の50を割り込んだ。
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西村友作
中国対外経済貿易大学国際経済研究院 教授
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ひとこと解説 年初の段階で、今年は主要国の景気後退が予測されており、外需は厳しくなると指摘されていましたので、足元での輸出の落ち込みは想定内ではあるかと思います。
一方、期待されていた内需が思ったほど伸びていません。先月公開された統計では、消費は殆どの品目において減速もしくはマイナス転化となり、全体でみても3か月連続で伸び率が鈍化しています。
消費の落ち込みを反映し、家計部門の預金が急増しています。家計部門における人民元預金は、22年1年間で17.8兆元(約342兆円)増えており、統計が遡れる04年以降で最高となりました。今年はそれを上回るペースで増えています。
2023年9月7日 16:02いいね
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滝田洋一
日本経済新聞社 特任編集委員
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ひとこと解説 ①中国は輸出ばかりでなく、経済の変調で輸入も減り続けている点が深刻です。FT掲載のコラム「中国の“日本化”を考える投資家(Investors ponder the ‘Japanification’ of China)」が示唆的です(https://www.ft.com/content/96cd50df-d604-4d9c-8bd2-0b5fc2747b7a )。
②バブル崩壊と経済の長期停滞を「日本化」というのは通り一遍。ポイントは成長への確信を腰折れさせるトラウマであり、中国の場合はゼロコロナ政策の失敗による政府の全能神話の終焉です。
③もうひとつは対米関係悪化。日本は自動車など貿易摩擦でしたが、中国は米国との摩擦が広範に及びます。事態の長期化を懸念した投資家は、中国から逃避中というのです。座布団1枚の分析です。
2023年9月7日 13:58 (2023年9月7日 14:43更新) 』