北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:エルドアン氏のプーチン氏への穀物合意開始説得は失敗
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5462859.html



『2023年9月4日にソチ Sochiでエルドアン大統領Turkish President Recep Tayyip Erdoğanと会談する前、プーチン大統領Russian President Vladimir Putinは、穀物協定へのロシアの参加について協議する用意があると述べていた。
しかしプーチン大統領は会談後、ロシア政府は7月に離脱した黒海穀物イニシアチブに直ちに復帰する準備ができていないと述べ、ロシアに穀物協定に復帰させるために、以前の要件を満たすよう要求し、「ロシアは穀物協定を再開する用意があり、合意された約束がすべて履行され次第再開する」とした。
またプーチン大統領は、欧州市場向けのロシア産穀物や肥料に関連する制裁の一部を解除する予定であると述べた。英文記事:Erdoğan fails to convince Putin to resume grain deal:
、、、記事タイトルは、エルドアン、穀物合意開始の説得に失敗とある。電話でも出来るような協議で、わざわざ2首脳が会ったのは、双方とも世界向けのパフォーマンスだったのだろうか?何か別の、もっと重要な相談でもあったのだろう。個人的には、黒海の天然ガス絡みではと思っている。
a3ad3f75ff1ab750重要なのは、ロシアとウクライナの紛争が2023年から2024年の冬の間も続くと、食料と同じく、或は、それ以上に世界のガス供給の必要性が増大することになるだろう。
東欧だけ見ても、現在トルコは、黒海で最大規模の埋蔵量と言われるサカリヤ(Sakarya)ガス田を2020年に黒海で発見し、現在他国へも供給可能な状態だ。
国際的には違法だが、現在ロシアは、クリミア半島周辺海域を、武力で自国領海として制圧し、黒海内の他国籍船舶の航行を監視、威圧、妨害している。
5b304fd9-s尚、ブルガリアへ送られていた、黒海経由の露産天然ガスは、a4e2e083ウクライナ戦争以降止められており、ブルガリアは現在、トルコからLPGを輸入していると、当ブログでは記録している。
右は、正規なウクライナ領海(茶色) 英文記事 過去ブログ:2023年8月露軍を悩ますウクライナの高速水上ドローン攻撃と領海:4月トルコ経済に朗報 自国領海での天然ガス供給開始: 』