ガボンでネット遮断・夜間外出禁止 大統領選投票終了後
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB280GF0Y3A820C2000000/
『【リーブルビル=AFP時事】アフリカ中部の産油国ガボンで26日、大統領選の投票が行われた。現職のボンゴ大統領(64)と野党統一候補オンドオッサ元科学研究・技術開発相(69)の事実上の一騎打ち。投票終了直後からインターネットは遮断され、27日夜から翌朝までの夜間外出禁止令が出された。
野党は選挙運営を「混乱の極み」と批判。オンドオッサ氏自身、投票開始から8時間、投票所が閉まったままで、危うく投票できないところだった。各地の投票所で、オンドオッサ氏に投票するのに必要な用紙がないトラブルが報告された。
ネット遮断と夜間外出禁止について、ムブンバビサウ通信相は「偽情報と暴力の呼び掛けに対抗する」のに必要な措置だと訴えた。ボンゴ氏は父の代から半世紀以上ガボンを支配する一家の御曹司。2009年の父の死去後、政権を引き継いでいる。』