バイデン大統領「驚きない」 プリゴジン氏搭乗機墜落報道
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN240110U3A820C2000000/

『【ワシントン=中村亮】バイデン米大統領は23日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者が乗ったプライベートジェットが墜落したとの報道をめぐり、プーチン大統領の関与を排除できないと指摘した。事実関係の確認を進めていると説明した。

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西部ネバダ州で夏季休暇中のバイデン氏が記者団に語った。ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が墜落で死亡した可能性があるとの報道に関し「何が起きたのか事実は知らない。しかし驚きはない」と話した。

記者団からプーチン氏の関与を問われて「背後にプーチンがいないとロシアでは多くのことが起きない」と答えた。プライベートジェットの墜落にプーチン氏がからんでいる可能性があるとの見方を示す発言だ。

米国家安全保障会議（NSC）のワトソン報道官は23日の声明で「報道を認識している。（事実だと）確認されても誰も驚かないはずだ」と指摘した。

ワグネルは6月下旬、ロシアで武装蜂起して首都モスクワまで一時200キロメートルほどに迫った。プーチン氏と蜂起を指揮したプリゴジン氏が対立していた。』