露軍を悩ますウクライナの高速水上ドローン攻撃と領海

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:露軍を悩ますウクライナの高速水上ドローン攻撃と領海
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『以前の記事 過去ブログ:2023年8月明らかにFPVドローン攻撃に重点を置くロシア軍:で、ロシア軍が無人機(ドローン)開発に注力していると書いたが、一方ウクライナ軍は、2023年春にはドローン部隊を編成し、自前の無人機を製造し、その操作技術は最先端を行っていると言われ、以前からその応用で、自爆型水上ドローン( suicide sea drones)を開発し、水上無人機による偵察、攻撃で効果を上げている。
323d3beb-4160-45db-88fb-e6e287241a31FireShot Webpage Screenshot #950 – ‘ウクライナが“重要局面”で投入 水上ドロ

2023年7月から8月には3か所の攻撃で使用し、7月17日、ロシアの補給ルートとなっているクリミア(ケルチKerch)橋を、8月4日には(ロシア南部)ノボロシースクNovorossiyskでの揚陸艦と、クリミア半島沖でのタンカーを標的にした。その水上ドローン「シーベビー:Sea baby」の概要が説明されていた。映像:Ukraine War: ‘Sea Baby’ drone used to attack Crimean bridge Video of drone strike on Kerch bridge 

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性能などはウクライナ保安庁が2023年8月16日に公開したもので、大量の爆薬も搭載できる兵器で『シーベビー』と呼ばれ、遠隔操作が可能。長さは5.5メートル、最高速度は時速80キロ、移動できる距離は800kmに及ぶとされている。映像では、450~850キロの爆弾搭載可能と説明されている。

シーベビーは小型でスピードが速いことから、ロシア側からも発見されにくいもので、ミサイルと比べて費用が10分の1程度で、ロイター通信によると約3500万円で造ることが可能であり、クラウドファンディングで開発資金を世界中から募っているとされる。

既にロシアにとって脅威となっていて、ドローンによって安定的に攻撃ができるようになると、今後ゲームチェンジャーになる可能性もあると述べられている。

ロシア側の開発と合わせ、ウクライナ戦争では、無人機による攻防がさらに激化すると予想される。Black_Sea_map、、、、この性能もさることながら、ウクライナが衛星通信を駆使し、ロシア海軍を翻弄(ほんろう)しているのも注目すべきで、また、戦費を得るのに、当たり前のようにクラウドファンディングが活用されているのに驚きが在る。過去ブログ:2023年8月露軍黒海沿岸居住地域へ砲撃と民間貨物船に銃撃:8月3日間で集まった無人機1万機分の募金 ウクライナ:7月ロシア軍はウクライナのクリミア橋攻撃で報復攻撃実施:参考映像記事:日本製模型用エンジンをロシア、ウクライナ軍用ドローンに転用(2022年7月13日):

時間の問題で、日本から無人機用高性能で軽量な2次バッテリーやモーターの供給が行われるかもしれない。そう願う。

indexんjき2023年8月18日:

ブルガリア国防省長官The head of the Bulgarian Defence Ministryは、ウクライナ向けの武器を積んでいた可能性があるとして黒海でロシア軍にブルガリアの排他的経済水域Bulgaria’s exclusive economic zone (EEZ)を航行中に拿捕されたトルコの貨物船シュクル・オカン号Turkish cargo ship Sukru Okanに関する最近の事件についてコメントし、タガレフBulgarian Defence Minister Todor Tagarev氏は「ロシアは自国の体制を押し付け、自らの意志を積極的に押し付けようとしている」と述べ、事件を避けるために船舶がルーマニアとブルガリアの領海を通過するよう勧告した。

Schatz_1黒海におけるNATOとロシアの衝突が可能かどうかについて、同氏は「そのような選択肢を排除することはできない」と述べた。私たちはこのようなことが起こらないよう取り組んでいます。azov2-e1503271166491ロシアは常にNATOを挑発している。」と述べた。参照記事 過去ブログ:2023年8月露軍黒海沿岸居住地域へ砲撃と民間貨物船に銃撃:

ロシアは一方的に、左図の赤い斜線部分をロシアの排他的経済水域(EEZ)と主張しているが、国際的には承認されていない。国際的区分は右になる、 』