精密工作機械は、1991年頃までは、手動であった。
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『Kamil Galeev 記者による2023-8-16記事。
精密工作機械は、1991年頃までは、手動であった。
その後、急速に、NC化した。すなわち、職工の手ではなく、コンピュータ・プログラムが「オクリ」を操作する。
NC化した工業圏では、手動で精密工作ができる職人技などは、あっという間に消えた。それは誰にも継承されない。しばらく経ってからまたベテラン職工の手動工作を復活させようとしたって、絶対に無理である。ロシアは、この状態にある。
今日、世界のどの国であれ、NC制御の工作機械なしに、精密兵器は製造できない。絶対にそれは不可能なのである。
北鮮も、ここに関しては、違いはない。つまり西側から経済制裁を受けている立場であるうちは、NC工作機械を輸入できないし、メンテナンス・サービスも受けられないので、西側レベルの精密兵器は製造できないのである。ロシアと同様に。
イランだけは、それを認めようとしていない。NCなしでもやっていけるぞと虚勢を張っている。
西側の工作機械を使わずに製造できる部品といったら、ケーシングとか台座。安物のベアリング。そのくらいだ。』