ウクライナ軍、ドニプロ川東岸への本格的渡河開始か?

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:ウクライナ軍、ドニプロ川東岸への本格的渡河開始か?
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『英国防省は2023年8月14日、ウクライナ南部のドニプロ川下流のロシア軍の占領する東岸にて、先週を通じて、局地的戦闘が続いたと、軍情報機関の報告を掲載した。

20221112_EUM920報告には、ウクライナ軍がロシアの支配するドニプロ川:Dnipro river(ドニエプル川:Dnieper river)東岸 East bankにて新たな場所にて襲撃を行なったり、小さな橋頭堡(きょうとうほ:Beachhead)を築いたりしたと書かれている。

また国防省は、破壊されたアントニウシキー橋Antonovsky bridgeの近くに2023年6月から維持していた橋頭堡の拡大に加えて行われているものだと指摘した。

さらに、いくつかの作戦はロシア軍の交代を利用して行われたとものとの可能性が指摘されている。AP22317583652413-1682313249

橋は2022年11月、西岸から撤退するロシア軍に破壊され、その際、ロシア軍は、西岸の橋付近の建物なども破壊している。映像:露軍による過去の橋破壊の様子 

その他、ドニプロ川河口の小さな島のコントロールを巡った小規模戦闘も続いていると書かれている。

そして、「ロシアの指揮官は、この地域を強化するか、あるいは兵力をウクライナの主要な反抗作戦が展開されている地域や、さらに東部へ投入するかというジレンマに直面している」と指摘されている。

参照記事 英文記事 映像:2023年6月、ボートで東岸の橋付近へ渡河するウクライナ部隊 過去ブログ:2023年8月上陸阻止のロシア軍、ハイマースの砲撃で全滅か?:2022年11月露国防相、ウクライナ南部ヘルソン市からの撤退完了公表:8月ウクライナ軍が南部ドニエプル川の橋破壊で露軍指揮部後退: 』