ウクライナ、8月12日の戦況

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:ウクライナ、8月12日の戦況
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『2023年8月12日土曜夜、ウクライナ軍の無人機17機が占領下のクリミアのエフパトリア Yevpatoriia近くのロシア軍兵站基地を攻撃した。

ウクライナ治安局の軍事防諜部隊が占領者のキャンパス、駐車場、ガソリンスタンドを襲撃し、被害の程度は調査中だ。初期の報告では、数十人の占拠者が死傷し、多くの設備が損傷したことが示されている。英文記事 
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ニューヨーク・タイムズ紙は12日、ウクライナ国防軍が現在進行中の2つの前線での反攻において「戦術的に重要な」進展を達成したと指摘している。

同紙によると、ウクライナ軍は、南部のアゾフ海海岸に到達し、ロシア軍の補給線を断ち切るために、ロシア占領下のベルディアンスクBerdyansk、さらに西のロシア占領下のメリトポリMeritopol方面の2つの主要攻撃線に沿って10~12マイル(16~19キロ)前進したという。

占領した領土は比較的小さいが、露軍が戦線の他の部分から兵力を転用させるという点でロシアの防衛線を全体としてさらに弱体化させる可能性が高く重要である。

同時に同誌は、ロシア軍がウクライナ北東部のクピアンスクKupiansk市周辺で独自の攻撃作戦を展開していることにも言及している。

軍事アナリストによれば、ロシアはウクライナに防衛を強いることで、ウクライナ軍が攻勢をかけている他の地域から注意をそらそうとしている可能性が高いという。英文記事 過去ブログ:2023年8月ウクライナ各地で市民に向け砲撃、ミサイル攻撃継続のロシア:
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ロシア国防省は、一方的に併合したウクライナ南部クリミアとロシア本土を結ぶ橋kerch bridge(Crimean bridge) を狙ってウクライナ側がS-200ミサイル攻撃を仕掛けたが、これを撃退したと発表し、 クリミアの親ロシア派幹部は12日、クリミア橋がかかる海峡の周辺でウクライナ側が2度にわたって発射したミサイル3発を撃墜したとSNSを通じて表明した。

ロシア外務省のザハロワ報道官は「民間インフラに対する攻撃は容認できない」と述べたうえで報復を警告しました。橋付近で白煙が上がったが被害は不明。 参照記事 映像:ロシア側からの映像で、海水浴のロシア人が写っている 』