クライナ軍が先日、露軍陣地に向けて発射した北鮮製の122㎜ロケット弾。

ウクライナ軍が先日、露軍陣地に向けて発射した北鮮製の122㎜ロケット弾。
https://st2019.site/?p=21364

『ストラテジーペイジの2023-8-5記事。

    ウクライナ軍が先日、露軍陣地に向けて発射した北鮮製の122㎜ロケット弾。これはロシアに向けて密輸されようとする途中でその密輸船が拿捕され、そのさいに押収されたのであろう。

 同じ122㎜ロケット弾を、ロシアでもウクライナでも、生産中である。それはGRADという多連装ロケット発射装置から撃ち出される。

 いちばんあたらしいバージョンである「GRAD-K」は、2012年に露軍に導入され、2016年にウクライナ戦線で使用されている。宇軍はそれを2022年に初めて鹵獲した。

 6×6トラックに、「BM-21」ロケット弾が40発。そのトータル重量は15トンである。
 40発を全部発射するのに、2秒しかかからないという。※本当か???

 次の40発を再装填するのに必要な時間は、7分。
 また、発射車両が走行状態から停車して、ロケットを射ち出すまでの最短時間は、3分。

 「BM-21」は、1発の重さが68.2kg。長さ2.9m。炸薬は20.5kg。※原文はすべてヤードポンド表記なので、この数値は正確ではないと思うべし。たとえばじっさいには、70kg、3m、20kgかもしれない。

 バリエーションとして40km飛ぶものがあるが、それは弾頭を軽くし、そのぶん、ロケットモーターの推薬を増やしている。

 「BM-21」は、WWII中のカチューシャの後継である。1939年に量産が始まった「BM-13」を戦後の1962年にリプレイスしたのだ。

 「BM-13」は、重さ23kg、径60センチ、弾頭5kg弱、レンジは11.8kmであった。

 「BM-21」を1989年に中共が改良した「PR50」は、1発が74kg、長さ2.9m、弾頭21.5kg、レンジは20km。弾頭を軽くし、推薬を増やしたバージョンは40km飛ぶ。

 また中共版だと6×6トラックも大型で、即応発射分40発といっしょに、次発の40発も、同じトラックで運ぶ。再装填のためのクレーンもついている。多連装ポッドは20発で1束なので、クレーン作業しやすい。

 北鮮が「GRAD」のトラックをコピー製造し始めたのは2008年と見られる。ロケット弾は、その前からコピー製造していた。』