宇軍には航空優勢がないので、露軍の攻撃ヘリが、…。

宇軍には航空優勢がないので、露軍の攻撃ヘリが、…。
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『Julian Borger 記者による2023-8-2記事「Ukrainian counteroffensive’s slow going offers reality check but could yet pay off」。

   宇軍には航空優勢がないので、露軍の攻撃ヘリが、空対地ミサイルによるスタンドオフ攻撃を随所で仕掛けるのを、阻止できないでいる。

 ※対ヘリコプターのロイタリングミュニションがどうしても必要な理由はここにある。
その「と号」機は、一定以上の機体重量で「体当たり」すればミッションは完了するので炸薬は必要ない(したがって不発弾問題からも解放される)。速力は、敵の最高速の攻撃ヘリを遠くから追いかけて追いつくことができるよう、630km/時以上が理想的であるが、500km/時台でも実用性は十分だろう。エンジンは古い大型自動二輪車または小型四輪自動車から外してつければいい。衝突するときは、かならず、斜め下から斜め上へ突き上げるように衝突するのがよい。「トンボ」の牡同士が喧嘩するときもそうしているのである。ヘリは急激なホップアップで何かを回避するのは得意だ。下から突き上げるマヌーバは、それには追随しやすい。しかも、外れたとしても、そのまま地上に激突はせずに、また攻撃を再興できる。スタンドオフ攻撃に撤する敵ヘリの駆逐は、味方のSAMには不可能だ。最初から間合いをとっていて、しかも、超低空でこちらから遠ざかろうと機動する敵ヘリに対して、携SAMも短SAMも、届くことはない。高額な長距離SAMが使えないかぎりは、指をくわえて見ているしかないのだ。敵ヘリの監視と特攻機誘導は、テーザー式の観測用マルチコプターにさせるのがいいだろう。レーザーを空中から標的へ照射し、その反射散乱源に特攻機がホーミングする。念を入れて、バックアップ誘導手段として、テーザー式マルチコプターを中継アンテナとした、FPV操縦も用意しなくてはなるまい。この「と号」機のサイズは、トラックに車載できるいちばん小さいコンテナに収まる外寸であることがのぞましい。たぶん、複葉にするしかないのではないか? また、尾翼でも揚力を稼ぐべく、エンテ型レイアウトにするしかないのではないか? 内燃エンジンが尾部にあることは、合理的である。というのは頭部のセンサーが、イグニッションノイズによって妨害を受けなくなるから。

 宇軍は今、戦法を変え、小隊単位で、歩くスピードで、夜間に地雷原を浸透して行こうとしている。』