中国、北京市・河北省各地で、台風による洪水が発生

中国、北京市・河北省各地で、台風による洪水が発生
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/32113355.html

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中国では記録的な大雨による被害が各地で相次いでいて、このうち首都・北京やその周辺では洪水が発生するなどしてこれまでに20人が死亡、19人が行方不明となっています。

中国では先月29日以降、首都・北京や隣接する河北省など各地で記録的な大雨による被害が相次いでいます。

国営の中国中央テレビなどによりますと、このうち北京と河北省では土砂崩れや洪水などが起き、これまでにあわせて20人が死亡し、19人の行方がわからなくなっています。

また、被災者はあわせて58万人以上にのぼっていて、およそ97万人が避難を余儀なくされているということです。

これを受けて、習近平国家主席は1日、行方不明者の捜索と救助に全力で当たるよう求める重要指示を出し、現地では警察や消防による活動が続いています。

中国の中央気象台によりますと、北京などの雨はしだいに弱まる見込みですが、北部や内陸部などでは局地的な大雨が降るおそれがあり、引き続き4段階で最も高いレベルの警報を出して土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

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流出している映像だと、道が川になっているし、橋が多数破壊されていますね。中国政府が人民を、どう考えているか良く判る事例が発生しています。北京市への水の流入を止める為に、堤防や堰を壊して、遊水地として普通に村や街、耕作地の存在する平地へ水を流したのですね。政府曰く、「愛国者なら、協力しろ」との事です。もちろん、生活基盤も含めて、その地域のインフラ、農作物は全てダメになりました。

まぁ、今に始まった事ではありませんが、世界的なイベントが中国で開催されると、その地域には臨時の通行証が発行され、徹底的に人の行動が管理されます。写真撮影なんぞ、うっかりしようものなら、逮捕される危険もあります。そして、農民工など、都市戸籍を持っていない人々を、追い出すのですが、政府の役人が「駆除」という言葉を使って表現しています。つまり、そういう認識という事です。

これだけ守っても、そもそも大雨に弱い北京市内は、かなりの被害が出ています。そして、多数のEVが水に浸かり、流されています。実は、水に浸かったEVというのは、全損扱いになります。バッテリーがヤラれるので、そもそも修理不可能です。なので、買い直す事になります。恐らく、この災害が一段落した後、自家用車を買う人は、ガソリン車に戻るのではないかと思われます。都市部を除けば、給電ステーションも数が足りないし、補助金も打ち切られましたし、EVを買うメリットが無い上、事故った場合、捨てる事になります。維持費が高くて、とてもじゃないけど所有する事がリスクです。

欧州の方は、今は基本干魃ですが、いつぞやのように大雨が降る可能性もあります。そうなった場合、恐らくEVのオーナーは、悲鳴を上げる事になります。命が惜しければ、きちんとメンテナンスをする必要があり、その費用は新車に買い替えるのと、ほぼ同じ金額がかかるからです。何かしら大規模な災害がある毎に、見た目は壊れていない、しかし、乗れないEVが山のように積み上がるでしょう。リサイクル技術も確立していないので、野積みにするしかないからです。』