恐らく、これから中国各地で日常的に起きる事
http://blog.livedoor.jp/goldentail/archives/32092227.html
『日本も、そろそろヤバイと言われているのですが、数十年前に敷設したガス管などのインフラが、腐食により漏れ出して爆発する事故が起き始めています。今は、もっと良い製品が出来ていて、腐食の心配がいらない素材もあるのですが、敷設した当時は全部金属管です。強度が出せなかったので、例外無く金属管で敷設しています。当然ながら、経年劣化でサビますよね。そして、いろいろガバガバな中国の建設では、設計図通りに建物が出来上がっているとは限らず、現地で見てみると、まるで違う敷設がされていたりします。
イギリスなどは、上水道の完備が世界でも、最も早かったので、それが仇になっています。定期的に古い水道管が破裂して、噴水のように吹き上がるのですね。既に地表に色々なモノが建っているので、掘り返して交換すると言っても、一筋縄できいかず、事実上、破裂したら応急処置を取る以外の方法しか無い状態です。そもそも、ロンドンなど大都市の上水道を管理しているテームズ・ウォーターという会社が大赤字状態で、整備に回せる資金が無いですしね。
水道管に比べると、ガス管は持ちますが、それでも限界はあります。腐食したり、無理な配管で断裂したりした場合、上の映像のような町中での爆発事故になります。一応、水道工事をしていた業者が、誤ってガス管に亀裂を入れたという事になっていますが、これを、そのまま信じないほうが良いです。基本的に中国政府が発表する内容は、人心不安に陥らないように、不可抗力な事故である方向に話を擦り替えます。つまり、街全体が危険じゃないですよという事にしたいのですね。
中国東北部、黒竜江省にある中学校で、23日、体育館の屋根が崩落し、合わせて11人が死亡する事故が起きています。この原因も、体育館の隣の建物の工事をしていた業者が、資材を体育館の屋根に置いた為、荷重で屋根が潰れたという説明がされていますが、画像を見ると判りますが、屋根の抜け方が普通じゃないです。そもそも、設計に欠陥があったんじゃないかと思われるくらい、綺麗に屋根が抜けています。そもそも、資材を屋根に置いたと言っても、ブロックや鉄骨などの重いものではなく、それで屋根が抜けたと説明するには、余りにも無理がありすぎます。崩壊した体育館は、中学校のものなのですが、もし、これが設計ミスだとすると、同じ業者が取り扱い、それに許可を出した別の体育館も、全てこの欠陥を抱えている事になります。そうなると、人心不安を煽るので、業者が無茶をしたので、事故になったという事にしたいのですね。
で、このガス爆発については、以前の記事でも投稿した事があるのですが、恐らく急ピッチでバカスカ建てた都会のど真ん中で、場所を問わず、これから定期的に起きると予想します。不動産開発業者の借入金の利子の圧縮の為、工期を短縮してスピードが早ければ、建設業者として高い評価を得られる期間が長かったので、品質は二の次だったのですね。そういう基準で建てられた建物が、多いので、劣化も早く、経済躍進の初期に建てられたインフラは、そろそろヤバくなってきています。都市全体に地雷が仕掛けられているようなもので、ありふれた光景になると予想しておきます。
そして、これは、日本も例外ではなく、本当は、外国に金バラ撒いている場合ではなく、自国の壊れかけているインフラを整備しないといけない時期なのですよ。お隣の韓国は、ベースのインフラを作ったのが、彼らが戦犯扱いしている旧財閥系の企業なので、古くなって危険になったインフラを整備できず、仕事として依頼する事もできず、かなり危険な状態になっています。都市インフラを血管とするならば、当然ながら経年劣化で、破裂したり詰まったりするわけです。』