米国、9月にウクライナに戦車エイブラムス供与 米報道
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2889R0Y3A720C2000000/
『【パリ=北松円香】米国は9月にウクライナに主力戦車エイブラムスを供与する。米ニュースサイトのポリティコが27日報じた。供与予定の全31両のうち、第1陣として6〜8両がウクライナに送られるという。
バイデン米大統領は1月下旬、エイブラムスをウクライナに提供する方針を発表していた。8月にドイツに送り、整備を経てウクライナに到着する。
ロシア国防省によると同国空軍は28日、首都郊外のモスクワ州で、ウクライナの軍用無人機(ドローン)2機を打ち落とした。ドローンがモスクワ近郊で狙っていた標的への攻撃を防いだという。ロイター通信などが伝えた。』
※ 『各国の戦車用動力機関はディーゼルエンジンが主流であるが、M1 エイブラムスではハネウェル AGT1500 ガスタービンエンジンを採用している。トランスミッション他、補器類も含めてパッケージ化されており、「パワーパック」と呼ばれる。燃料はディーゼル燃料も使用できるが、通常は航空機用ジェットエンジンと同じJP-8を使用する。
ガスタービンエンジンは小型軽量、高出力で信頼性・加速性能・登坂能力も高く、動作温度範囲が広い、冷却水が不要など多くの長所もあるが、燃料消費が激しいため大型の燃料タンクが必要、砂塵よけ吸気フィルターの大型化、高温の排気により市街戦などで歩兵が戦車の後ろに隠れられないといった欠点もある。
1マイルの走行に1ガロン(1.6キロメートルあたり3.8リットル、425mあたり1リットル)以上の燃料を消費するだけでなく、停車状態でもエンジンが動いているだけで毎時12ガロン(45.4リットル)を消費する。各国の第3世代主力戦車に比べて2倍近い500ガロン(1892.7リットル)の燃料を搭載しているが、湾岸戦争では、8時間の作戦行動で燃料が無くなるため、1日に3回の給油を必要とした。
低速/停車時の燃費が極めて悪いため、アメリカ陸軍では停車時の電力供給を目的に補助動力装置(APU)を内蔵するようにした[9]。
2,500ガロン(9,500リットル)を一度に運べるM978 重機動タンカーを動員して大量の燃料を供給し続けることで燃費の悪さを補っているが、補給線の維持は兵站上の負担であり、M1の他にガスタービンエンジンを戦車で採用しているのはスウェーデンのStrv.103、ソ連製のT-80、フランスのルクレールだけである[注 2]。(wikiより) 』…。
※ そういうシロモノなんだが、兵站の問題の解決の目途が、ついたものか…。