中共は自他の間違いを学べる。ロシアは学べない。
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『ストラテジーペイジの2023-7-26記事。
中共は自他の間違いを学べる。ロシアは学べない。
中共は、2014から2022のあいだにウクライナがどう準備したか、それを西側がどう助けたかに注目している。よって、台湾に関してプー之介と同じ破滅への道は選ばないのだ。
「あくまで戦闘的にやれ。ただし、最後まで殺すな」というのが中共の対台湾戦略である。「寸止め」脅迫戦法とでも言おうか。
中共は、ロシアよりも「経済制裁」のリスクに敏感である。というのは、いまや中共は世界最大の貿易大国だからだ。ちなみに、1兆ドル以上の貿易をしている国は、世界に3つしかない。中共、米国、ドイツである。
ロシアは2014前は世界第19位のGDPだった。が、経済制裁を喰らった結果、今年は世界トップ30からも脱落するかもしれない。中共には、このような運命は耐えられない。
パキスタンは、ロシアと中共の双方から武器を買っている。そのパキスタン人の評価によれば、いまや武器の性能も中共製がロシア製を凌ぐと。ただしその中共製も西側製にはかなわないと。ちなみにパキスタンこそは中共製の武器の最大の輸入国である。
そのパキはしかし中共やサウジから借りたカネを返さず、利子すら払わず、サウジは怒っている。中共は2023-7-25に、21億ドルの借金を棒引きしてやった。
中共から米国への輸出は、2022年には5820億ドルであった。これが今年は減りつつあり、来年以降も減り続けるだろう。
米国を筆頭とする外国の投資事業者が中共から製造拠点を引き揚げつつある。』