バイデン氏次男の司法取引延期 税未納「合憲性に懸念」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN270910X20C23A7000000/
『【ワシントン=共同】米東部デラウェア州の連邦地裁は26日、民主党のバイデン大統領(80)の次男で、税金未納や銃所持を巡る容疑で訴追されたハンター氏(53)の司法取引の是非に関する判断を先延ばしした。ハンター氏と検察が合意した取引の内容に関し「合憲性に懸念がある」として一部を修正するよう求めた。米メディアが報じた。
地裁のノレイカ判事は2024年大統領選で再選を狙うバイデン氏との再対決をにらむ共和党のトランプ前大統領(77)が在任中に指名した人物。前大統領は機密文書持ち出しで自身が起訴されたのに比べ、ハンター氏に司法取引を認める対応は甘すぎると非難していた。
ハンター氏は17年と18年に期日までに税金を納めなかった容疑2件と、18年に薬物依存を申告せず銃を購入した疑いで訴追された。26日に出廷し税金未納の罪をいったん認めたが、司法取引の承認が先送りになったことを受け否認に転じた。
司法取引は、税金未納を認めれば、銃所持については銃を今後持たず薬物を2年間使わなければ起訴しないとする内容。
ノレイカ判事は、取引の中でハンター氏が取引内容を履行するかどうかを確認するのは判事の役割だとされている点や、銃所持以外の罪を免責する条項が含まれていることに疑義を呈した。
ハンター氏の弁護士は司法取引の内容を再調整するのに2週間程度かかるとの見通しを示した。
ジャンピエール大統領報道官は記者会見で「ハンター氏は私人だ」として捜査に関する発言を避けた。』