ペンス氏「犯罪の確信ない」 議会占拠事件のトランプ氏
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN233G70T20C23A7000000/
『【ワシントン=坂口幸裕】米共和党のペンス前米副大統領は23日の米CNNテレビのインタビューで、2021年の連邦議会占拠事件に関連してトランプ前大統領が起訴される可能性が出ていることについて「罪を犯したとまだ確信していない」と語った。ペンス氏は前大統領の下で副大統領を務めた。
20年大統領選でバイデン大統領に敗れた前大統領は当時副大統領で上院議長を兼務したペンス氏に選挙結果を覆すよう要求した。ペン…
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『20年大統領選でバイデン大統領に敗れた前大統領は当時副大統領で上院議長を兼務したペンス氏に選挙結果を覆すよう要求した。ペンス氏は「彼の行動は無謀だった」と改めて非難した。
自身も立候補している24年大統領選で「必ずや共和党に新たな指導者が誕生する」と強調した。前大統領は共和の候補者指名を獲得できないとの認識を示した。
前大統領が起訴されないよう望んでいると表明し「司法省は米国民の信頼を失っている。起訴が増えれば、そうした国民の感覚を助長するだけだ」と訴えた。前大統領への審判は「来たるべき(大統領選の)予備選で国民に委ねられるべきだ」と話した。』
『議会占拠事件を巡っては、大統領選に出馬表明した共和候補の間で立場が異なる。
指名獲得をめざすクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事は23日、米CBSテレビのインタビューで「前大統領は『選挙が盗まれた』と言って(支持者を)扇動し、連邦議会議事堂まで向かうよう求めた」と指摘。前大統領の法的責任を巡っては「証拠を見てから判断したい」と述べるにとどめた。
南部フロリダ州のロン・デサンティス知事は18日、前大統領が「起訴されないよう願っている。国のためにならない」と明言。事件を阻止するために「(前大統領が)もっと力強くできることがあったはずだ」と苦言を呈した。
米メディアによると、ティム・スコット上院議員は事件を前大統領の責任にする意見には同意できないとの見解を示している。』
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今村卓
丸紅 執行役員 経済研究所長
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分析・考察 ペンス氏は共和党内の主流派からは根強い支持を得ています。トランプ氏以外の候補を望む同派において、保守派、主流派の好む政策やウクライナ支援の継続などを訴えるペンス氏は安定した候補、奇をてらい過ぎのデサンティス氏よりも評価は高いようです。
とはいえ党内で主流派は勢力が先細り、このままではペンス氏も厳しいでしょう。
議会占拠事件では議事堂に押し寄せたトランプ支持者は「ペンスをつるせ」と唱え、それをトランプ氏は抑えませんでした。
そんなトランプ氏と支持者に見切りをつけ、反トランプ、法を超える存在は認めないと訴える方が活路は開けると思うのですが、そんなことをしない、できないのもペンス氏だとも思います。
2023年7月24日 17:09 (2023年7月24日 17:58更新) 』