【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(21日の動き)

【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(21日の動き)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230721/k10014125341000.html

『2023年7月21日 7時34分

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。

ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交など、ウクライナ情勢をめぐる21日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。

(日本とウクライナ、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)
ロシア検察 反体制派のナワリヌイ氏に禁錮20年を求刑

ロシアでプーチン政権を批判する急先ぽうとして知られ、刑務所に収監されている反体制派の指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏に対し検察側は過激派団体を創設した罪などで新たに禁錮20年を求刑しました。

アレクセイ・ナワリヌイ氏は、プーチン政権を批判してきた急先ぽうとして知られ、毒殺未遂事件で2021年に療養中のドイツから帰国した際に過去の経済事件を理由に逮捕されました。

ナワリヌイ氏はすでに実刑判決を受け、刑務所に収監されていますが、ナワリヌイ氏の支援団体やロシアのメディアによりますと20日、検察側はナワリヌイ氏に対し、過激派団体を創設した罪などで新たに禁錮20年を求刑したということです。

これに対し、ナワリヌイ氏は、政治的な動機によるものだとして無罪を主張しています。

ナワリヌイ氏は刑務所に収監されたあともプーチン政権の批判を続け、ロシアによるウクライナ侵攻についても繰り返し非難しています。

これに対し、政権側はナワリヌイ氏への支持が広がらないか、神経をとがらせているとみられています。

支援団体などによりますと、判決は8月4日に言い渡される予定だということです。
ロシア軍 南部オデーサ周辺で攻撃強める 中国総領事館も被害

ロシア軍は、ウクライナの農産物の積み出し港がある黒海に面する南部オデーサ周辺で攻撃を続け、死傷者が出ています。

ロシア政府は今月17日に、ウクライナ産農産物をめぐる合意の履行停止を発表しましたが、その後もロシア軍は農産物の積み出し港がある南部オデーサ周辺で攻撃を強めています。

オデーサ州の知事は20日、ミサイルや無人機を使った攻撃によりオデーサ市内で1人が死亡し、8人が巻き込まれたと明らかにしました。

さらに、市内にある中国の総領事館も被害が出たとしていて、地元出身の議員はSNSに総領事館だとする写真を投稿し、建物の窓ガラスが割れている様子が見て取れます。

ロシア軍の攻撃について、ウクライナ空軍の報道官は地元メディアに対し、高速で低空を飛行する対艦ミサイルが使われたとした上で、迎撃が困難だったとしています。
ウクライナ国防省 黒海をめぐりロシアに対抗措置発表

ロシアは、ウクライナの港に向かう船舶は軍事物資を輸送している可能性があるとみなすと警告したのに対し、ウクライナ側も対抗措置を発表し、黒海周辺でも緊張が高まっています。

ロシア国防省は19日に黒海でウクライナに向かう船舶は軍事物資を輸送している可能性があるとみなすなどと警告し、アメリカ政府はロシアがウクライナの港への航路に追加の機雷を設置した情報があるとして、懸念を示しました。

これに対しウクライナ国防省は20日、声明を発表し「ロシアは貿易ルートに軍事的な脅威を生み出した。黒海で、ロシアの港と、ロシアに一時的に占領されているウクライナ領土の港に向かうすべての船舶は、軍事物資を輸送している可能性があるとみなす」として対抗措置を示しました。

声明では、ロシアが一方的に併合したクリミアとロシアの間のケルチ海峡や、黒海の北東部での船舶の航行についても「危険であるため禁止する」としていて、黒海周辺でも緊張が高まっています。』