ザポリッジア戦区では、露軍の設けた地雷原は、縦深が3マイルから10マイル。

ザポリッジア戦区では、露軍の設けた地雷原は、縦深が3マイルから10マイル。
https://st2019.site/?p=21313

『Isabelle Khurshudyan and Kamila Hrabchuk 記者による2023-7-15記事「The biggest obstacle to Ukraine’s counteroffensive? Minefields」。

    ザポリッジア戦区では、露軍の設けた地雷原は、縦深が3マイルから10マイル。対戦車地雷と対人地雷のミックス。信管にはトリップワイヤーも混用。これで完全に宇軍の前進は止まった。

 地雷が一定密度を超えると、AFVはおそかれはやかれ地雷を踏んで足を止められる。止まったところに敵軍の砲撃が集中する。そのAFVは回収できず、おそかれはやかれ、完全に破壊される。そうなるのが分かっているので、もう誰も車両を前に出そうとしなくなる。

 爆薬入りの長いホースを投射して前方の地雷原に一本の啓開路をつくる、米国供与品の「M58」MICLICは、敵からも目立つ。露軍はそれが出現すると優先的に特攻ドローンを差し向ける。

 ドイツから供与された戦車に取り付ける対地雷ローラーは、最初は有効だったが、ノイズが大きいのと、上空のUAVからすぐにそれと分かるので、今では、出現するとすぐに敵から袋叩きにされておしまいである。

 工兵がせっかく啓開してやった前進路を、あとから超越して進む戦車とAPCが間違えて、地雷原の中に踏み込んで行くという、仲間内の連絡の悪さも、宇軍においては目立つ。

 地雷ローラーを付けた戦車は、敵からまっさきに狙い撃ちされる。それさえ破壊すれば、こっちは前に進めなくなると、敵はよくわかっている。

 徒歩の工兵チームは4人で一組となり、道路上の対戦車地雷を金属探知計で探して、その信管をロープで引っ張って除去する。この4人組は、昼も夜も、どうしても目立つ。持っている道具が。

 そこでじっさいには、道路上を這って進まねばならない。

 ※もうこうなったらトンネルを掘って毎日1mのペースで前進しろよ。それがふさわしいよこの軍隊には。

 ※まじめな話、そろそろ次の「冬営」を考えなくてはいけない。地下室が無数に掘られていれば、来年の春まで快適に過ごせるだろ。』