中国、くすぶるデフレ懸念 6月消費者物価横ばい

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中国、くすぶるデフレ懸念 6月消費者物価横ばい
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM101YC0Q3A710C2000000/

『【北京=川手伊織】中国でデフレ懸念がくすぶっている。国家統計局が10日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月から横ばいで、2年4カ月ぶりに上昇が止まった。雇用の改善が緩慢で、消費回復が勢いに欠けるためだ。物価上昇を予想する消費者の割合も過去最低となり、物価の低迷が長期化する恐れもある。

CPIのうち、家計の購買力を映すとされる「食品とエネルギーを除くコア指数」の前年同月比上昇率は0.4…

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『多様な観点からニュースを考える

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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
分析・考察

こんなに若者の失業率が上昇しているのを考えれば、物価が上昇しないのは当然である。
問題は消費が伸びないことである。コロナ禍が終わって、V字型回復と期待されていたが、実際はL型成長になっている。いつ回復するか、先行きが見通せない。

肝心な経済政策をみると、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようにみえる。

民営企業が成長しないと、経済が活性化しないことがわかっているのに、アリババに対して巨額の罰金を課している。

外資に投資を期待しているのに、安心してビジネスができる環境が整備されていない。これでは、景気が回復しにくい

2023年7月11日 6:13 (2023年7月11日 9:47更新) 』