プリゴジン氏、プーチン氏と会談 「祖国のために戦う」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR10AA40Q3A710C2000000/
『ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、プーチン大統領とワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏がワグネルの反乱鎮圧後の6月29日に首都モスクワで会談していたと記者団に述べた。両氏の武装蜂起停止後の会談は初めてとみられる。
プーチン氏はプリゴジン氏やワグネルの部隊の司令官ら総勢35人とロシア大統領府で会談した。ペスコフ氏によると「ワグネルの司令官らは祖国のために戦い続ける準備があると述べ、大統領へ…
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』
『多様な観点からニュースを考える
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
植木安弘のアバター
植木安弘
上智大学グローバル・スタディーズ研究科 教授
分析・考察
プリゴジンはベラルーシから自家用機でサンクトペテルブルクなどに向かったとされていたが、その最終目的はプーチン大統領と直接会談を行い、反乱の事情を説明し、再度忠誠を誓うことによって自己保全をすることだったということになる。
元々プーチン大統領はプリゴジンを私的な汚れ役として利用してきたため、一時は祖国の裏切り者と断定してもすぐ引っ込めざるを得ない状況に追い込まれた。
プーチンの裏を知り尽くすプリゴジンをどのように扱うかはプーチンにとっても死活の問題だったと言える。今回の公表は、プーチンが自己保全と権力の維持を誇示するために必要だったのだろうと思われる。
2023年7月10日 21:07
ウクライナ侵攻 』