G7・ASEAN、初の司法相会合 岸田首相「新たな出発点」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA069B80W3A700C2000000/
『主要7カ国(G7)と東南アジア諸国連合(ASEAN)は7日、都内で司法相会合を開催した。双方の司法相が対面で集まるのは初めて。岸田文雄首相は開会式で「さらなる連携に向けた新たな出発点になることを期待する」と語った。
ウクライナ侵攻をきっかけに「法の支配」といった理念を共有する重要性が高まっている。会合では法務・司法行政に携わる若手職員が定期的に議論する対話枠組みを創設することで合意した。
日本は1990年代から東南アジアを中心に法制度の整備を支援してきた。首相は「ASEANとG7の架け橋になることは双方の多様な文化や法制度を知る日本の使命だ」と強調した。
「相手国の社会、文化、歴史を尊重しながら粘り強く継続的に対話することが不可欠だ」とも指摘した。』