トニー・ラダキン提督は、前に全英軍の制服トップも務め、退役した人だが…。
https://st2019.site/?p=21283
『Charles R. Davis 記者による2023-7-5記事「Russia has ‘lost nearly half’ of its combat effectiveness since invading Ukraine, UK defense official says」。
トニー・ラダキン提督は、前に全英軍の制服トップも務め、退役した人だが、今はスナク首相の首席軍事アドバイザー。このラダキン氏が英議会の公聴会で語った。露軍はすでにその全軍事能力の半分近くをなくしたと。
たとえば、露軍は昨年、1000万発の砲弾を発射した。しかるに、ロシア工業は、努力しても年に100万発の砲弾しか生産はできない。また露軍はこれまで2500両の戦車を喪失した。それに対してロシア工業が1年に製造できる戦車は、最大でも200両である。
ウクライナ戦争の「前線」の長さは1000km以上ある。この長大な戦線を、如何にして、ウクライナ側の不利な要素ではなくて、ロシア軍側にとってこその不利な要素と変えてやれるか、が大戦略。
現在、宇軍が、あちこちで小規模な攻撃軸を臨時に形成して露軍をつついているのは、この大戦略として正しい。露軍の作戦資源を各地でストレッチさせて、全域で無益な消耗を誘い、セルフ兵糧攻めの状態に陥らせてやることができる。
PBSによれば昨年の侵略発起時点でロシア軍には40万人の兵隊がいた。そしてリークされた米軍内の見積もりによれば、ことし初めまでに露軍はウクライナで4万3000人死亡し、18万人が負傷したそうだ。
※使える将兵の人数だけでも開戦から1年で「半減」となったわけ。メドヴェジェフはこの戦争はあと10年続くと威張っているから、10年後にはどこへ行っても「第××連隊、ただし本部中隊以外は欠」なんていう陣容になってるんじゃね? 』