ワグネル、アフリカで活動継続 軍政と共謀、世界に警告―米
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023070100158&g=int
『【ワシントン時事】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は30日の記者会見で、ロシアで反乱を起こした民間軍事会社ワグネルがアフリカで活動を継続しており、西アフリカのマリでは国連平和維持活動(PKO)の部隊を追放するため暗躍したと非難した。ロシアでの反乱から1週間が過ぎたが、ワグネルは依然活発な活動を続けていると世界に警告した。
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カービー氏は、クーデターで実権を握ったマリの軍事政権が2021年以降、ワグネルに2億ドル(約290億円)を支払ったという情報があると明らかにした。にもかかわらず、マリの治安状況は改善していないとも指摘した。
マリ軍政は16日、国連にPKO打ち切りを要求したが、その裏では軍政高官とワグネルの共謀があったと主張。こうした動きは続いており、「最近の反乱にもかかわらず、ワグネルがアフリカの国々を搾取する意図を弱めている様子は見られない」と訴えた。 』