農業文化が重い伝統として現存する国や地域の出身指揮官は、現代戦ではベーシックに不利だ。
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『※私は90年代に戊辰戦争やミッドウェー海戦を調べていて悟ることができたのだが、農業文化が重い伝統として現存する国や地域の出身指揮官は、現代戦ではベーシックに不利だ。
今日では、ウクライナ政府がまさにそれに該当する。
農園経営用の年中行事カレンダーのノリで、こっちが冬と泥濘期を利用してのんびりと準備万端にいそしんでいる間に、敵軍もまた大童で防備を強化してしまうという、あったりまえの因果が、まさに目の前の現象であるというのに、この人たちには、さっぱり理解ができないのである。
こっちが雷装の艦攻をのんびり準備していたら、敵の艦爆が先にこっちの空母に到達するという理屈が分からないのである。
もしNATOが、戦車などではなく、悪路走破力に特化した軽車両を援助して初春から宇軍に無理にでも機動戦を仕掛けさせていたなら、露軍は泥濘地に地雷を仕掛けることはできず、AFVも泥濘地では動かせず、対処のいとまを与えられず、宇軍は、浸透&各個包囲&殲滅を各所で達成できたかもしれない。
しかし、間抜けにも露軍戦車と同じくらいに泥濘には弱い西側製の戦車(理由は、馬鹿みたいに装甲を重くしたために、エンジンの優越が帳消しにされてしまっている)を請われるままに与えて、地面が乾くまで攻勢発起を遅らせた結果は、露軍は貴重な時間を貰い、すべての地面を地雷で埋め尽くす作業を概成してしまった。
いまでは西側製の戦車も、地雷がないことがわかっている「道路」から、一歩も外れて機動することはできない。
するとどうなるか? ナリは戦車なのに、レールの上を走る「電車」と変わりがなくなるのである。
二次元の平面を機動することはできずに、ただ、一次元のきめられた線分上を、前進するか後退するか、しかできないのだ。「戦術」もなにもありゃしない。
高額な戦車を時間をかけて保有した意味が、どこにもないのである。
この農民兵どもには、迫撃砲や、120㎜級の近距離ロケット砲がお似合いなのだ。迫撃砲とその弾薬を、無数の改造サイドカーや人力荷車で運搬させ、全線の臨時の塹壕から発射させるべきだったのだ。
寒冷も泥濘も関係はなかった。高額な戦車を準備してやった時間とカネと工業資源を、そこにサッサと集中していたなら、乾季が来る前に反転攻勢は全線で進捗していただろう。』