【速報中】プリゴジン氏が反乱か プーチン大統領“裏切りだ”

【速報中】プリゴジン氏が反乱か プーチン大統領“裏切りだ”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230624/k10014108141000.html

『2023年6月24日 18時55分

ロシアの治安当局は、民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏が反乱を呼びかけた疑いがあるとして捜査に着手しました。

一方、プリゴジン氏はSNSでロシア南部ロストフ州のロシア軍の南部軍管区司令部に入ったと主張しています。

●随時更新でお伝えしています。小見出しの時刻表記は日本時間です。

ロシア国営通信 ワグネル拠点を治安当局が封鎖と伝える

ロシア国営のタス通信は24日、プリゴジン氏が代表を務める民間軍事会社「ワグネル」の拠点となっているオフィスビルが治安当局によって封鎖されたと伝えました。

ロシア第2の都市サンクトペテルブルクにある拠点の入り口には警察や治安機関が警備にあたっているとして、状況は落ち着いているとしています。

現地だとする映像には入り口の前に治安機関の車両が複数あり、道路を挟んだ向かい側には一部のメディアや市民が集まっている様子がうつされています。

18:00前 ロシア西部 ボロネジ州知事“ロシア軍が軍事作戦実施”

ロシア西部のボロネジ州の知事は日本時間の24日午後6時前、SNSで「ボロネジ州の領土での対テロ作戦の一環として、ロシア軍は必要な軍事作戦を行っている」と明らかにしました。その上で新たな情報が入り次第、住民に伝えるとしています。

ボロネジ州はワグネルの代表、プリゴジン氏が支配下に置いたと主張する、ロシア軍の軍事施設がある南部ロストフ州に隣接しています。

17:01 ロシア下院議長「議員はプーチン大統領を支持」

ロシア議会のボロジン下院議長は24日「ロシア国民の利益を代表する下院議員たちは、われわれの最高司令官であるプーチン大統領を支持する。ワグネルの戦闘員は、唯一の正しい選択をしなければならない。国民とともに法の側に立ち、祖国の安全と未来を守り、最高司令官の命令を遂行することだ。それ以外は反逆だ」とする声明をSNSで発表しました。

ボロジン議長はプーチン大統領の側近のひとりで、プーチン大統領への支持を明確に示すことでロシア国内の混乱を鎮静化させたい思惑とみられます。

16:23 イギリス国防省「最近のロシアにとって最も重大な試練」

イギリス国防省は24日「6月24日の早い時間帯、プリゴジン氏のワグネルとロシア国防省との確執は完全な軍事衝突へと発展した」と指摘しました。

そして「ワグネルの部隊は掌握しているウクライナ側の少なくとも2か所からロシアへと入った。南部のロストフ・ナ・ドヌーではワグネルはウクライナでの軍事作戦を指揮するロシアの重要拠点などをほぼ確実に占拠した」と分析しています。

また「ワグネルのさらなる部隊がボロネジ州を北上中でほぼ間違いなくモスクワを目指している。ワグネルとロシアの治安部隊の間での戦闘の証拠は非常に限られており、一部の治安部隊はおそらくワグネルに対して受け身で黙って従っている」としています。

その上で「今後数時間でロシアの治安部隊と、特に国家親衛隊の忠誠がどうなるかがこの事態の行方のカギとなるだろう。この状態は最近のロシアにとって最も重大な試練となっている」と分析しています。

16:00 プーチン大統領演説「われわれが直面しているのは裏切り」

ロシアのプーチン大統領は、日本時間の24日午後4時ごろから演説を行い、民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏が反乱を呼びかけた疑いがあるとして治安当局が捜査に着手したことをめぐり、「われわれが直面しているのは裏切りだ。脅威から祖国を守るためのわれわれの行動は厳しいものになる」と述べ、ロシア軍に断固たる措置をとる指示を出したことを明らかにしました。

その一方で、ワグネルの戦闘員を念頭に「この犯罪に巻き込まれようとしている人々が致命的で悲劇的な過ちを犯さぬよう、唯一の正しい選択を強く求める。つまり犯罪行為に加担することをやめるということだ」と述べ、反乱に加わらないよう強く呼びかけました。
【全編動画も】プーチン大統領演説の内容を詳しく

15:03 ウクライナ大統領府顧問「まだ始まったばかりだ」

ウクライナのポドリャク大統領府顧問は「ロシア領内でのプリゴジンの作戦は、すでにロストフ州の複数の高速道路や南部軍管区司令部の掌握につながった。ロシアのエリートたちは明らかに分裂している」と24日、SNSで投稿しました。

その上で「プリゴジンかプーチンのグループのいずれかが、必ず敗北する。ロシアでは、すべてがまだ始まったばかりだ」としています。

15:00ごろ ロシアの対テロ委員会 対テロ作戦の体制導入と発表

ロシア政府の対テロ委員会は24日、今回の事態をうけて首都モスクワとモスクワ州、そしてウクライナと国境を接する西部ボロネジ州に、市民の監視強化などを盛り込んだ対テロ作戦の体制を導入したと発表しました。

このうちボロネジ州はワグネルの代表プリゴジン氏が支配下に置いたと主張するロシア軍の軍事施設がある南部ロストフ州に隣接しています。

首都モスクワのソビャーニン市長はSNSで「モスクワで対テロ作戦体制が導入された。市内の大規模イベントは中止された」と発表した上で、市民に冷静な対応をとるように呼びかけています。

15:00ごろ ロシア国防省 反乱に加わらないよう呼びかけ

ロシア国防省は日本時間の24日午後3時ごろ声明を発表し「ワグネルの戦闘員たちに訴える。あなたがたはだまされてプリゴジンの犯罪と武装した反乱への参加に巻き込まれている」と指摘しました。

そして「すでに多くの同志は誤りに気付いて、自分たちの持ち場に戻りたいと支援を求めている。できるだけ早く国防省などに連絡してほしい。あなたがたの安全を保証する」として、ワグネルの戦闘員に反乱に加わらないよう呼びかけました。

14:45 ロシア国営通信「プーチン大統領がまもなく演説」

国営のタス通信などは日本時間の24日午後2時45分ごろ、ロシア大統領府のペスコフ報道官が「プーチン大統領がまもなく演説するだろう」と明らかにしたと伝えました。

演説でプーチン大統領が、プリゴジン氏に対してどのような対応を示すかが焦点になります。
13:30 ワグネル代表 ロストフ州入りか「軍事施設は支配下に」

ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏はSNSに映像を公開し、ロシア南部ロストフ州のロシア軍の南部軍管区司令部に入ったとして現地時間の24日午前7時半、日本時間の24日午後1時半「飛行場を含む軍事施設はわれわれの支配下にある」と主張しました。

映像ではプリゴジン氏が軍幹部と話をしているとする様子も公開しています。

また、ワグネルの戦闘員はすでにロストフ州に入ったとしています。

ロストフ州では、中心都市の警備が強化されていると伝えられるなど緊張が高まっています。

プリゴジン氏は、ウクライナへの軍事侵攻をめぐってロシア国防省との確執を深め、23日にはワグネルの部隊がロシア軍に攻撃されたとSNSで主張し、報復を示唆していました。

これに対し、ロシア治安機関のFSB=連邦保安庁はプリゴジン氏が武装して反乱を呼びかけた疑いがあるとして、捜査に着手しています。

11:51 ロストフ州知事「できるだけ家から出ないよう」呼びかけ

ロシア南部ロストフ州のゴルベフ知事は24日SNSの投稿で、州の中心都市ロストフ・ナ・ドヌーの中心部に行くのを控えるよう呼びかけるとともに「できるだけ家から出ないようお願いする」と外出の自粛を求めました。

また、ロストフ州の周辺のボロネジ州とリペツク州の当局も、州内での大規模なイベントを中止するとしています。

ロシア当局はプリゴジン氏の捜査に着手“武装し反乱呼びかけた”

ロシア最高検察庁は治安機関のFSB=連邦保安庁がプリゴジン氏が武装して反乱を呼びかけた疑いがあるとして、捜査に着手したと発表していました。

プリゴジン氏はウクライナへの軍事侵攻をめぐってロシア国防省との確執を深め、23日にはワグネルの部隊がロシア軍に攻撃されたとSNSで主張し報復を示唆していました。
また24日未明の投稿では、ワグネルの戦闘員たちがウクライナとの国境に近くロシア軍の司令部もある南部のロストフ州に入ったとした上で「邪魔をする者はすべて排除する」と述べました。

これについてロシア軍でウクライナ侵攻の副司令官を務め、プリゴジン氏と関係が近いとされるスロビキン氏は24日、SNSで「ロシア大統領の意志と命令に従え。元の場所に戻れ」とワグネルの戦闘員に反乱に加わらないよう呼びかけ、事態の収拾に乗り出しています。

また別の将校は、動画のメッセージで「これは軍事クーデターだ」と非難しました。

ウクライナの前線に多くの戦闘員を投入してきたプリゴジン氏は統制を強化しようとする国防省への反発を強め、23日には軍事侵攻を正当化するプーチン政権の主張まで否定していました。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は24日、ロシアメディアに対して、最高検察庁のクラスノフ検事総長がプーチン大統領に事件について報告したと伝えており、「大統領の料理人」とも呼ばれ政権側に近いとされてきたプリゴジン氏に対してプーチン大統領がどのような対応をとるのかが焦点です。

ウクライナ国防省「プーチンのもろい独裁体制崩れた」

ウクライナ国防省情報総局のブダノフ局長は23日「プーチンのもろい独裁体制が崩れた。ロシアの全体主義者たちは権力とカネをめぐって共食いを始めた。われわれが長らく言っていたことが起きた」とSNSに投稿しました。

アメリカ ホワイトハウス「事態を注視」

ロシアの治安当局が民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏の捜査に着手したことを受けて、アメリカ・ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議の報道担当者は「事態を注視している。今後、同盟国などと状況を協議する」とコメントしています。

モスクワ市長「モスクワでは治安強化のためテロ対策」

ロシアの首都モスクワのソビャーニン市長は24日、SNSに「寄せられた情報に基づきモスクワでは治安強化のためテロ対策がとられている」と投稿し、市内で交通規制が強化されているほかイベントの開催が制限される可能性もあるとしています。

また、モスクワ州の知事もSNSでテロ対策の導入を発表し、治安対策が強化され、南部に向かう道路で検問が行われる可能性があるなどとして、南部などへの移動を控えるよう住民に呼びかけています。 』