NATO事務総長、任期再延長要請時の対応に含み

NATO事務総長、任期再延長要請時の対応に含み
https://jp.reuters.com/article/nato-defence-stoltenberg-idJPKBN2Y200V

 ※ なるほど…。

 ※ フレデリクセン氏でもない、ウォレス氏でもない…、となれば、ストルテンベルグ氏の「任期再延長」という線も、あり得るのか…。

 ※ 30か国以上の加盟国から、「まあ、それほど文句はない。」という合意に至るのは、相当に困難なことなんだろう…。

 ※ 曲りなりにも、これまでストルテンベルグ氏で、そういう「実績」が積まれて来たわけだから、その「手腕」には、一定の評価がなされているんだろう…。

『[ブリュッセル 15日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は15日、任期の再延長を要請された場合の対応に含みを残した。後継候補の1人と目される人物からも再延長を支持する声が出ている。

事務総長は伝統的に欧州の有力政治家が就任するものの、圧倒的な影響力を持つ米国の同意も欠かせない。元ノルウェー首相のストルテンベルグ氏は、これまでに3度も任期が延長され、現時点では9月までの予定。ただNATOは加盟31カ国の合意を得られそうな後継候補を見つけるのに苦戦を強いられている。

ストルテンベルグ氏は2月に、自ら任期再延長を求めるつもりはないと発言している。

今週のワシントン訪問時には任期について「私はNATOがなすべき全ての決定に責任を負っているが、私自身の将来については例外だ」と語った。

そして記者団に対してはこの日、2月時点と考えは変わっていないと述べたが、加盟国から続投を要請された場合にどうするかとの質問には一貫してコメントを拒否した。

次期事務総長の座を巡っては、英国のウォレス国防相が就任したいと公言し、デンマークのフレデリクセン首相も有力な候補とみなされている。

もっともフレデリクセン氏は自らが後継候補ではないと述べ、ストルテンベルグ氏が職にとどまるのは「本当に素晴らしい解決策だ。私は自分の仕事が大好きで続けていきたい。だからNATO(事務総長)にはならない」と地元メディアに語った。

一方ウォレス氏については、多くの加盟国が、特に戦時下でのNATO事務総長は首相か大統領の経験者でないと各国への抑えが効かないと考えているため、選ばれる確率は低そうだ。』