バイデン大統領の息子、有罪を認める 米報道
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN20CVH0Q3A620C2000000/
『【ワシントン=中村亮】バイデン米大統領の息子ハンター・バイデン氏が税務をめぐる不正行為などの罪を認めることが20日、分かった。米主要メディアが報じた。バイデン氏の政権運営に打撃となる可能性がある。
米メディアによると、連邦検察は過去に期日までに税金を払わなかった容疑でハンター氏を訴追した。ハンター氏は罪を認める方針だという。司法省が裁判所に提出した資料で明らかになった。
検察は銃購入時の登録手続きなどの違反については条件付きで訴追を見送った。
ハンター氏は検察との司法取引に応じることで収監されず、2年間の保護観察になる見通しだ。検察はトランプ政権時の2018年からハンター氏の不正の疑いを捜査してきた。
米メディアによると、ホワイトハウスの報道担当者は「大統領夫妻は息子を愛し、生活を立て直すなかで彼を支えていく」とコメントした。
検察は海外ビジネスをめぐってハンター氏を訴追しなかった。野党・共和党はハンター氏がオバマ政権のころ、副大統領を務めた父親の協力を得てウクライナや中国で不正にビジネスを展開したと主張してきた。
共和党のジム・ジョーダン下院司法委員長は20日、ツイッターに「司法省は二重基準だ」と書き込んだ。共和党のトランプ前大統領は機密情報を不正に取り扱ったとして起訴されたが、バイデン氏は起訴対象になっていないと非難する意図があるとみられる。
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前嶋和弘
上智大学総合グローバル学部 教授
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ひとこと解説
既に広く知られている話。実際に有罪を認めることでバイデン支持がどう変わってくるか。分極化の時代なので「それでもトランプよりは」という民主党支持者の意識は変わりにくいようにもみえます。それでも変化があるかどうか。バイデンは「ダメな息子をそれでも愛する」という姿勢を貫いてきましたが、これも変わるかどうか。
2023年6月21日 0:55 (2023年6月21日 1:00更新) 』