2023年6月16日の週_アベノミクス相場の初動に似ている?

2023年6月16日の週_アベノミクス相場の初動に似ている? – ほろうみの正解するポジ
https://horoumi.hatenablog.com/entry/2023/06/19/120000

『予想されていた衆議院議員解散の線はひとまず消えた。FOMCは利上げは無かったが今後の利上げを匂わす発言も出ていて方向感が定まらない感じ。こうした結果は市場に大きな影響を与えなかったように見える。

日経平均が売買代金を伴っての上昇を継続。10週連続の連騰で歴代4位のタイに。この上昇を主導しているのは海外マネーなので小型株の動きは緩慢だったが、金曜日には小型株にも連動して動いてくる兆しが見えてきた。

このような市場の動きにアベノミクス相場の初動に似ているんじゃないかと意識する投資家が増えている。

機関投資家のPFリバランス、米商用不動産問題などネガティブな火種は潜在しているので、楽観モードでリスクオンになるのは抑えて、利食いをしつつ段階的にポジを増やすイメージで対応したい。』

『チェック事項

ロシアのウクライナ侵攻から1年経過
6日にウクライナのカホフカ水力発電所ダムが決壊
機関投資家のPFリバランス売り懸念
海外勢の日本株11週連続買い越し
対ユーロの円安が15年ぶりの155円台に
米商業用不動産の苦境

キーワード

技能職人材不足、スキルのミスマッチ、人的資本開示、自動車アフターマーケット、車載半導体、老朽化マンション、クレーンゲーム、新興国の社会情勢、フロンガス規制、2024年問題、価格決定力の優位性、漬物クライシス、AIのシンギュラリティ、不動産在庫問題、輸入物価とCPIのタイムラグ、生存限界の酷暑へ、高速道路リニューアルPJ、晴海フラッグ、新興国の債権危機問題

2023年度のトレード方針

キャッシュ比率は状況に応じて資産の1割~4割の間でコントロール
資産の1割の範囲内でショートトレード&実験トレード
ドル円100円~150円のレンジを越えてくる事態になれば一段と強い警戒モードに
自分がショートしやすいと思った銘柄は他の人もそう思っているのでプレミアムがないと想定しておく

2023年銘柄選別基準

将来的にROE30%超(非IT系は15%超)が期待できるか?
すでにROE30%超(非IT系は15%超)の銘柄はそれを継続することができるか?
直近EPSの10倍以上の成長余地はあるか?
直近売上の10倍以上の成長余地はあるか?(高成長株のみ)
トップラインで2割超成長を継続可能か?(高成長株のみ)
1人あたりの売上を維持つつ従業員数を増やしているか?
一時的なネガティブ要因(グリッチ)で評価が下がっているか?
非連続の成長期待要因(カタリスト)が株価に反映されていないか?
マクロの逆境下でも根を伸ばし続けて強靭になれるイメージがあるか?
経営者は適切なバランス感覚を持っているか? 』