ウクライナ、東南部で100平方キロを奪還

ウクライナ、東南部で100平方キロを奪還
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR155N40V10C23A6000000/

『ウクライナ軍のフロモフ准将は15日、同国東部と南部における反転攻勢ですでに100平方キロメートルを奪還したと明らかにした。東部ドネツク州南西部のベリカノボシルカ、南部ザポロジエ州マラトクマチカの近郊まで進軍していると指摘した。

ロイター通信が伝えた。ウクライナ軍は反転攻勢の開始から約1週間で、東南部の7つの集落を奪還している。同軍は15日の戦況報告で、ドネツク州西部ウグレダル周辺でも前進を続けて…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』

『同軍は15日の戦況報告で、ドネツク州西部ウグレダル周辺でも前進を続けていると公表した。

国防省のマリャル次官は14日、反転攻勢で部分的に成功を収めているとし、過去24時間にウクライナ軍の部隊がドネツク州のバフムト方面で200〜500メートル、ザポロジエ州方面で300〜350メートル前進したと明らかにした。

通信アプリ「テレグラム」に投稿した。ロシア軍が航空戦力や砲撃力で優勢であるとして「ウクライナ軍は熾烈(しれつ)な戦いのなか進軍している」と強調した。

マリャル氏は15日、反転攻勢において「ウクライナ軍の損失はロシア軍に比べてわずかにとどまる」とも主張した。攻勢開始からの1週間でバフムト方面におけるロシア側の人的損失は、ウクライナ側のおよそ9倍にのぼるとした。

ロシアのプーチン大統領は13日、欧米からウクライナ軍に供与された兵器などに「壊滅的な損失」を与えていると主張した。ロシア国防省は15日、今月4日以降、前線でのウクライナ軍の死傷者は7500人に達したと発表した。

マリャル氏はこれらの発表を念頭に「ロシアが偽情報を流している」と反論した。

ロシアは15日もウクライナ各地でミサイルやドローン攻撃を実施し、南部の都市クリブイリフでは工業施設に大きな被害が出た。同市の市長がテレグラムで報告した。

英国防省は14日、ロシア軍の戦闘機の出撃回数がウクライナ南部で増えているとし、反転攻勢を撃退するために地上部隊を支援するのが目的だと分析した。

【関連記事】

・サハリン権益、人民元で商社などに配当 対ロ制裁受け
・EU、ウクライナ穀物輸出支援へ鉄道輸送力強化 欧州委員
・ロシア大使館の建設認めず、豪首相「安保上のリスク」』