ウクライナの反攻、第一段階の偵察攻撃は『失敗』
https://www.thutmosev.com/archives/277317y.html

『この小隊はなぜか一列縦隊で前進しひとかたまりに破壊された
航空攻撃を想定していない上に訓練も行き届いていないのを想像させる
🎦関連動画が記事下にあります
ウクライナ偵察部隊は南部で敗退
ウクライナ軍は23年6月に入ってから東部と南部さらにロシア領への攻勢を強めているが、いよいよ攻勢を開始したとの見方が強まっています
ロシア軍とプーチン大統領は数週間前からウクライナ軍の攻勢が始まっていて、ロシア軍が各地でそれを撃破していると繰り返し発表している
ウクライナは前線の後方にあるロシア軍の重要な物流拠点を長距離砲やミサイルで攻撃し、作戦開始前に自軍に有利な状況をつくろうとしていると考えられた
6月5日から9日にかけてウクライナ軍はサボリージャ州で南下しロシア軍と激しい戦闘になり、ロシア側は撃退したと発表したがそうではないという見方もある
ウクライナ軍の軽装甲部隊がロシア軍要塞の方向へ野原を前進する戦闘偵察を行い、ロシア軍の防衛体制に探りを入れていて一部は撃破された
サボリージャ州のオリヒフ周辺だと思うが平原をウクライナ軍戦車や装甲車が一列縦隊で行進していき、ロシア軍戦闘機などで破壊される動画も投稿されています
ロシア側がSNSに投稿した多数の動画を見ると、ウクライナが小単位の戦車や装甲車で行った攻撃が防止されたようです
動画を見ると撃破されたウクライナ部隊は兵員輸送車と装甲車と戦車で構成され対空装備車両はないので、ドローンや航空機からの攻撃を想定していなかったと推測できます
動画のほとんどは遮蔽物が何もない平原を数台のウクライナ車両が前進し、航空機や自爆式ドローンの攻撃で爆破されています
ロシア国産のカミカゼドローンは数が少ないが装甲車や戦車も破壊するほどの攻撃力があり、1両または3両のレオパルドが失われたようです
レオパルド2は水平方向からの攻撃には比較的強いものの地雷による下からの攻撃と、航空機やドローンによる上からの攻撃にはそれほど強くないと思われる
ウクライナ軍は自軍の占領地にS300などの対空ミサイルを配備しているが、ロシア軍の占領地ではロシア航空機やドローンを防止できないし例の竜の歯や地雷原もある
ロシア軍が待ち構えている拠点に数両ずつの戦車と装甲車を突入させることに何の意味があるのが分からないがほとんど全滅したでしょう
一般的に攻める側の兵力は守る側の3倍以上必要で戦車などの性能が優勢であっても守る側は有利に戦えます
ロシアの防御はそれなりに成功している
ロシアの首都モスクワではドローン攻撃を受けて動揺が起き、6月4日には数カ月ぶりの反戦デモが実施されて45人以上が拘束された
人権団体「OVDインフォ」によると首都モスクワや第2の都市サンクトペテルブルクのほか、極東やシベリアなど各地で117人が拘束された
ロシアのプーチン大統領の意向に反したロシア正教会の大司祭カリーニン氏が5月27日に解任され、5月30日までに倒れて入院したと報じられています
先月はプーチン大統領と会談直後にベラルーシ大統領が入院するなど、プーチンに反対する立場の人が次々に倒れたりなくなったりしています
ロシアでは22年から数十万人が兵士として招集されているがロシアから脱出した人の人数は数百万人に達しています
侵攻以来フィンランドに移住した人だけで6000人以上、タイには毎月30万人のロシア人が入国し数万人が長期滞在していると見られます
今までロシアから出国して帰国していない脱出者は数百万人から1千万人にも達すると言われていて中央アジアや東欧諸国から欧米・日本にまで脱出している
ロシア政府は招聘を電子化して勝手に軍に登録し、出頭しない人は帰国次第捕まえられているのでロシア人富裕層はタイに長期滞在を申請し帰国しようとしません
ロシアからはIT技術者多数が脱出したが、ロシアは国産ドローンでウクライナ戦車を攻撃するなどし、国産開発の強化にも成功している
南部の戦況を見るとロシアが設置した竜の歯はウクライナの少数の偵察部隊に対しては有効に機能して撃退しています
ウクライナとしてはロシアの防御線のどこかに一点集中して攻撃し突破しないと、ぐずぐずと時間を浪費し消耗するでしょう
🎦動画:ウクライナの偵察部隊は大名行列のように行進し、カミカゼドローンの集中攻撃を受けた
https://www.youtube.com/@thesun
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