パレスチナ議長が訪中へ 習近平氏、中東への関与拡大
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0993U0Z00C23A6000000/
『【北京=田島如生】中国外務省は9日、パレスチナ自治政府のアッバス議長が13〜16日の日程で中国を訪問すると発表した。習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談し、イスラエルとの緊張緩和について話し合う。中国は中東地域への関与を拡大する。
中国外務省の汪文斌副報道局長は記者会見で「パレスチナ問題は中東問題の核心だ」と指摘。「中国は国際社会と協力し、問題の早期、包括的、公正かつ永続的な解決を促進するため…
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『「中国は国際社会と協力し、問題の早期、包括的、公正かつ永続的な解決を促進するため不断の努力を続ける」と述べた。
中国は中東地域で存在感を強めている。3月、7年にわたって断交状態にあったサウジアラビアとイランの外交正常化を仲介した。パレスチナ問題を巡っては、秦剛国務委員兼外相が4月にイスラエルとパレスチナの外相とそれぞれ電話し、双方の和平促進に貢献する意向を伝えた。
2022年も習氏は12月にサウジを訪れ、エネルギーや通信技術を含む戦略的包括協定を結んだ。原油の輸入をさらに増やす考えも表明した。
こうした状況に米国は焦りを強める。ブリンケン米国務長官は今月6日にサウジを訪問し、実力者ムハンマド皇太子らと会談した。米国務省によると両者は中東の安全保障やエネルギー分野での協力拡大を話し合った。』