IS解放地復興に800億円 有志国、イラクとシリアで
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB091L50Z00C23A6000000/
『【リヤド=共同】過激派組織「イスラム国」(IS)掃討を進める有志国連合は8日、サウジアラビアの首都リヤドで閣僚級会合を開き、共同声明を発表した。シリアとイラクでISから解放した地域の復興に向け、約6億ドル(約833億円)の資金を募る目標を表明した。既に計3億ドル以上の拠出が決まったとしている。
ブリンケン米国務長官がサウジのファイサル外相と会合を共催。終了後の共同会見で「現地の人々を絶望させている治安や経済、人道状況の悪化がISに悪用されないようにする」と訴えた。
共同声明は、シリアとイラクが「依然として最優先事項であり続けている」と指摘。米軍主導の掃討作戦によるIS支配からの解放地域では人道支援や治安対策、社会の安定化のための支援に注力する方針を示した。
アフリカやアフガニスタン、中央アジアなどでIS系勢力の活動が続いていると懸念。過激思想のプロパガンダの阻止やテロ資金源の遮断などに取り組むとした。
ブリンケン氏は会合で、西アフリカやアフガンでIS系勢力によるテロが続く現状を憂慮。各地の勢力への活動資金供給を担ってきたIS幹部2人に対し、新たに米独自の制裁を科したと明らかにした。
有志国連合は西アフリカ・トーゴが新たに加わったことで計86カ国・地域となった。』