ロシア・ベラルーシ・ウクライナの三国国境地帯に近い、露領内の三叉路ロータリー。…。
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『Sofiia Syngaivska 記者による2023-5-31記事「Russians Blow Up Road at Ukraine-russia-Belarus Border, Fearing Offensive on the Country」。
ロシア・ベラルーシ・ウクライナの三国国境地帯に近い、露領内の三叉路ロータリー。そこからモスクワまで公道が延びているのだが、そのロータリーを露軍の工兵隊が爆破した。
爆破は5月30日の昼飯時に実行された。
※これは象徴的な「絵」を撮ったにすぎないだろうが、私はこれを視て背景事情にピンと来ました。
クラウゼヴィッツは『戦争論』の「第8章」(最終章)中で何を主張していた? 《プロイセン軍が次にフランスと戦争するときは、パリまでの最短距離をまっすぐに行け。ほかのことは考えたらアカンぞ》と、さんざん強調しているのである。
ウクライナの反転攻勢は、南へ行くと匂わせておいて、じつはモスクワを直撃しようというのじゃないか?
ベラルーシ側の「翼側」がほとんど空虚だから、これはとんとん拍子に進むかもしれない。もちろん、モスクワの一歩手前で停戦交渉に入るのが大目的である。
モスクワの西側で滞陣をきめこみ、モスクワとベラルーシの中間地域にウクライナ軍が蟠踞する。そんな事態を長期化させれば、ロシア本国との連絡線を切り離されたベラルーシ内で政権転覆が起きるだろう。』