いまやドローン戦争は「数の戦い」のモードに入った。

いまやドローン戦争は「数の戦い」のモードに入った。
https://st2019.site/?p=21180

『Fabien ZAMORA 記者による2023-5-30記事「How drone warfare has evolved in Ukraine」。

   AFPの取材に対してある匿名の仏軍幹部は語った。いまやドローン戦争は「数の戦い」のモードに入った。ウクライナ戦線は、「TB2」のような少数の「MALE」(中高度で長時間滞空する無人機)が戦勢を左右するような戦場ではとっくにない。

 宇軍が飛ばす「Furia」と、露軍が飛ばす「エレロン-3」は、どちらも50kmくらい航続できるリモコン偵察機だ。そして次々に消耗することを覚悟している。

 英国のシンクタンクRUSIの推定ではロシアは長射程SAMを月産40発製造できるだけだ。40機を越えるドローンで空襲を仕掛け続ければモスクワは丸裸になる。

 RUSIまたいわく。長大なウクライナ戦線の任意の「10km幅」の中には、露軍と宇軍がそれぞれ、25機から50機のUAVを互いに飛ばし合っている。それが一千数百km続いているのである。』