今次戦争がNATO空軍に提供してくれた貴重な実例。

今次戦争がNATO空軍に提供してくれた貴重な実例。
https://st2019.site/?p=21005

『ストラテジーペイジの2023-3-27記事。
    今次戦争がNATO空軍に提供してくれた貴重な実例。

 開戦劈頭の狙いすました大量の対地ミサイル奇襲を、味方空軍は、事前の徹底的な機体の疎開(地方の臨時滑走路への分駐)によって、無傷でやりすごすことが可能である。

 これは、蓋をあけてみるまでは、なんとも判断ができかねる問題であった。
 ウクライナ空軍は、いくら事前に分散・疎開をこころみたとしても、やはり開戦奇襲のSSM/ASM攻撃を喰らえば、地上において全滅させられるのではないかという心配は、本番まで、払拭できなかった。

 なにしろ宇軍の航空基地には、BMDは無いも同然だった。露天駐機しているところに、いきなり高速の短距離弾道ミサイルが降って来たなら、なすすべはなかったのだ。

 スウェーデンは、2019年に「ムスコ」のひみつ地底海軍基地を、再開した。
 これはストックホルムの南にある山の下に築造されたトンネル状の軍港である。
 1950年から、19年かけて、岩盤をくりぬいた。もちろん核戦争対策だ。

 1500万トンの岩石が発破で除去された。

 スイスは第二次大戦の初期に、「メイリンゲン」に、ひみつ地下航空基地を建設している。

 滑走路の端の部分だけが露天になっているが、あとはトンネル内に延びている。
 1960年代にこの地下基地は拡充され、F-5やF-18を運用できるまでになっている。なお、着陸にはアレスター・ギアを展張する。※普天間にもある拘束装置である。』