新型正規空母の『フォード』。22年末にようやく、耐水中衝撃波試験をクリアした。

新型正規空母の『フォード』。22年末にようやく、耐水中衝撃波試験をクリアした。
https://st2019.site/?p=20986

『ストラテジーペイジの2023-3-20記事。
   新型正規空母の『フォード』。22年末にようやく、耐水中衝撃波試験をクリアした。

 しかし2ヵ月間の公試運転のあいだにまた問題も見つかってしまった。
 電磁カタパルトと、電磁アレスター・ギアーは、いまだに完全ではない。

 それとは別にJBDに違反があることがわかった。
 ジェット・ブラスト・ディフレクター。
 飛行甲板上の固定翼機のエンジン噴射を、斜め上へ反射させて、後方の甲板員を安全にする起倒式の板で、『フォード』には4箇所ある。

 そこに、指定された軍用規格よりも低品質の、民間船舶用の部材が使われていたことが発見された。米国の軍艦造船所は、こうした、ちょろまかし背信行為を、いつまでたっても根絶することができない。

 弾薬用エレベーターの部品についても、同様のちょろまかしがあった。

 弾薬用エレベーターは7基あり、たいへん高速の仕様となっている。これらは、爆発の衝撃を受けても機能し続けなくては困る。そのテストの結果、不具合が分かり、5基は修正したが、2基がまだ残っている。

 旧『ニミッツ』級の弾薬エレベーターは、容量2.3トンで、毎分30m上がる。『フォード』の弾薬エレベーターは、10.9トンを載せて、毎分45mも上がる。

 このエレベーターの違いによって、空母が24時間内に発動できる戦闘ソーティは、3割も増えるのである。

 ※もうみんな、気付いている。《拡大しらね》型の、デカいが安いアーセナル軍艦の、水線下の弾庫からちょくせつ、大型の片道無人機をロケットで放出し、そいつが敵地の寸前でスタンドオフ兵器をバラ撒くようにした方が、トータルのコスパは好い筈だ――と。
そこらの造船所で毎年1ダースでも建造でき、定期改修も、至極かんたんに済む。

人件費はおそらく数十分の一となり、なにより、《空母の被弾沈没》という最悪事態を心配しなくてよくなるのである。

それと、C-130の後部ランプドアから特殊パレットで巡航ミサイルをこれでもかと投下する《空中アーセナルシップ》の組み合わせで、対支戦争はもうOKだ。

正規空母が何隻揃ったところで、それ以上の攻撃を、支那本土の奥地に対して、加えられるものではないだろう。』