ロシアのワグネル、戦闘員3万人追加採用へ 損耗激しく

ロシアのワグネル、戦闘員3万人追加採用へ 損耗激しく
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR192XM0Z10C23A3000000/

『ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のプリゴジン氏は18日、5月中旬までに約3万人の戦闘員を新規に採用する予定だと通信アプリに投稿した。ウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトでのウクライナ軍との攻防は消耗戦の様相になっており、兵士の補充を急ぐ狙いとみられる。

プリゴジン氏の投稿によると、ワグネルは1日あたり平均で500〜800人の戦闘員の採用を進めている。ワグネルはロシア国内の42都市で今月、不足…

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。』

『ワグネルはロシア国内の42都市で今月、不足する戦闘員を募集するためのセンターを開設した。プリゴジン氏は弾薬不足も繰り返し訴えている。

バフムトではロシア軍とワグネルの戦闘部隊がバフムトの東、南、北の3方面から攻勢をしかけており、ウクライナ軍は防戦している。ロシアメディアは17日、ドネツク州の親ロ派勢力幹部がロシアはバフムトの最大70%を支配していると主張したと伝えた。

ただ、戦闘の長期化でロシア側の兵士や武器は損耗しているとみられる。米シンクタンクの戦争研究所は15日の報告書で、ロシアのウクライナでの1日あたりの地上攻撃の回数が前の週の90〜100回から20〜29回に鈍化し、攻撃ペースが落ちていると分析した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は14日に開いた最高司令官参謀本部会議でバフムトの戦況について議論し、同地の防衛を続けることを確認した。兵士や武器の確保に取り組み、反攻に向けた準備を進めているもようだ。

【関連記事】

・プーチン氏、マリウポリを電撃訪問 初の制圧地入り
・ウクライナ大統領側近、クリミア半島「ロシアが要塞化」
・ドイツ国防相、ウクライナ軍事支援「防空や弾薬を優先」』