『シュピーゲル』誌の報道によると、ドイツがくれてやった「PzH2000」の整備が案の定、ウクライナ人には難しい。
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『Boyko Nikolov 記者による2022-11-20記事「Germany’s planning error keeps Ukrainian PzH 2000s unusable」。
『シュピーゲル』誌の報道によると、ドイツがくれてやった「PzH2000」の整備が案の定、ウクライナ人には難しい。
すでに1両は、カニバリズム整備のためにバラされた。その部品で、他の5両を生かしているという。
ただし整備の場所はリトアニアである。わざわざ戦地からリトアニアまで後送し、そこで自走砲を整備しているのだ。
『シュピーゲル』によると、ドイツのメーカーにはスペアパーツのストックがないそうである。ドイツ・メディアは、政府が必要なはずのスペアパーツをこれまで発注していなかったのは無計画じゃないかと批判している。
ドイツは現状、14両の「PzH 2000」をウクライナへくれてやっている。
そして独国防大臣によるとウ軍はこの自走砲1門から毎日300発、発射しているという。
このペースが想定外なので、部品の磨耗が早いのだという。
また別メディアの以前の報道では、「PzH 2000」の装填メカに機械的な負荷がかかったことによって、FCSがエラーを起こしているという。
ドイツは、スロヴァキア国内に修理センターを開設したいと念じている。』